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ボジョレー・ヌーヴォー

会社の取引先のあっせんで、毎年ある時期になると、ボジョレー・ヌーヴォーを買いませんか?、予約を賜ります!とお誘いが来る。
高いし、フルボトルを飲み切る自信がなかったので買わなかった。
だいたい、フルボトルは最後まで飲めずに捨てるか、料理に使うか、である。
だから、ワインを買うなら少な目のハーフボトルばかりだった。

しかし、なぜか、今年は、ボジョレー・ヌーヴォーを買うことにした。
懐に余裕があるわけでもないのに。
ただ、このボジョレー・ヌーヴォーを会社で予約入れるのは、何か月も前でその時の私は、どちらかというと散財気味だったように思う(笑)
一度開いた財布の紐は、「まぁいいか、これくらい」となり、どんぶり勘定になっていく。

ようやく、そんな散財気味の自分に気付き、先日より、財布の紐を締めていこう、欲しい物のために貯金をしようと心を入れ替えたのにな。

先日、ボジョレー・ヌーヴォーを手渡され、しっかりと代金を支払った。
ううう、またお金が飛んでいく(´;ω;`)と内心思いながら。



木曜日に、両親と夕食時にボジョレー・ヌーヴォーを開けた。
父親も、その日はいつもの日本酒の熱燗をやめ「それはいいな、もらおう」と嬉しそうだったし、母親もいつもはアルコールをほとんど飲まないのだが「今しか飲めないやつね、飲んでみるわ」とご機嫌だった。


そして、飲んだ感想。
おおおおおおお、美味しい。
香りもいいし、酸味も程よく飲みやすい。
いつも安いワインしか飲んでなくて、ごくごくたまに、稀に、上等なワインを飲んだら「うええ、まずい」となるのがオチだったのだが。

私の舌は、ようやく本物の味がわかるようになったのか?(笑)
ようやく大人になったのかもしれない。54さい。遅い。





木曜日は、父母1杯ずつ、私は2杯飲んで終わった。


そして昨日の金曜日の夜、カマンベールチーズとアーモンドチーズと、ローストビーフとガーリックトマトソース(レトルト)とクラッカー(全部、あて)を買って帰り、またボジョレー・ヌーヴォーを飲んだ。

父親はいつもの居酒屋へ飲みに行って不在だったので、母親と二人でボジョレー・ヌーヴォーを楽しんだ。
そして、ボトルが空いた。
全部飲んでしまった。
下戸の母は1杯だけだったけど、結局私は残りの分を全部飲んでしまったんだわ。

酔ったけどなw




来年も予約して買おうと思った。
両親も喜んだし、私も満足した。

高いけど、1年に1度の楽しみになるなら、いいかな。