家族の人間関係が1番ムズい
仕事で疲れても、帰って疲れたとは親の前で口に出さない。
疲労困憊でも、しんどいとは言わない。
自分自身のことは、極力話さない。
親が汚れたものを出しっぱなしでも、文句は言わない。
気がついたら黙って片付けるだけ。
意見はしないし、注意もしない。
黙って親の話す内容を傾聴するだけ。
その話の内容に対し、私は期待もしないし、そもそも信じることもない。
無我の境地を極めるための訓練だと思って、平静を保つ。
動じない練習である。
活字で書いてみると、簡単そうだが、実際はしんどいし、つらい。
頑張って感情移入しながら親と会話をしても虚しい気持ちしか湧かないので、もう、そんな感情労働はやめた。
ただでさえ、仕事で感情労働に携わっているというのに。
本当は親とは喋りたくないのだけど、ひとつ屋根の下にいればそうもいかない。
娘としての役割って何のか、よくわからくなっているけど、あと10年もすればこの生活も終わるはずだと、それだけを糧に今を粛々と生きる。
昨日も例の親戚が来ていて、ウンザリした。
ヘトヘトで帰ってきたら、リビングで宴会が始まっていた。
後期高齢者4人が大騒ぎしている。
玄関からその様が見えた瞬間、疲れが倍増した。
そして、私の気持ちは更にネガティブ寄りになる。
家にいるより会社にいる方がマシだと思うのは、結構キてるわな。