ちょっとなにいってんのかわかんない
宅急便をスマホで送れるというヤマト運輸の【スマホで簡単発送】を初めて使ってみた。
荷物情報を設定した二次元コード(QR)を見せるだけでかんたんにできるという。
荷物を持ってファミマへ行き、QRコードを意気揚々と店員さんに見せたら、「うち、QR読み取り機械が無いので、紙コードでお願いします。」
との返答。
なんや、紙コードって。
「ん??うん??」
と摩訶不思議な表情を浮かべる私に、店員さんはもう一度同じことを言った。
「そこの、紙コードです。」
彼が手で示した先には緑色の機械がある。
チケット発券とか、メルカリ発送するときとかに大活躍するファミポートだ。
「ああ、わかったありがとう。」
私は紙コードが何なのかわかってはいないが、わかったふりをする。面倒くさいから。
きっとファミポートで「印刷したバーコード」みたいなものを出せってことなんだろうと適当に解釈をした。
その紙が無いとレジで発送手続きができないんだろう。
しばらくファミポートの画面を睨んでいたら、あった。
【二次元バーコード等をお持ちの方】
ボタンを押して、QRをかざしたら出てきた、紙コードが!!!
わーい。
紙コードがじりじりと出てくる。
レジで紙コードを渡して無事発送完了。
*
あのレシートみたいなのを紙コードっていうのかなぁ?初めて聞いたなぁと、帰り道ぼんやり考えていた。
なんだか腑に落ちなかったからさ。
店員のお兄ちゃん、滑舌がいまいちで聞き取りにくかったのだけど、あれはマスクのせいかなぁ。
いや?
まてよ?
お兄ちゃんは初めから
「ファミポートで(手続き)お願いします。」
って言ってたんじゃないか?
紙コード
かみコード
カミコード
…
ファミコード
…
ファミポート!
そうや、初めからファミポートって言ってたに違いない。
おにいちゃんのマスクで音がこもった滑舌問題と、私の脳内変換でこうなったんだな。
でも、あながち間違ってはいない。
会話は成り立ったしな(笑)
これも老化現象なのかもしれないぞ。
聞き間違いと勝手な脳内変換と時間差での気付き。
ああああああああ!若い頃はもうちょっとスマートだったはずなのにいいいいいいいいい!
時間差でとても恥ずかしくなる。(しかしもう手遅れ)
何が一番悔しいかって、長い時間差でこの聞き間違いに気付いたことだ。
若い子ならファミポートでと言われたら、そこで気付きそうなもんなのに。
愛すべきポンコツ51歳脳。