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気乗りしない時はやめといたほうがいい(と、思う)
昨日8月31日は、放送大学の出願・科目登録申請の締切日だった。
ここんとこ、ずっと心の中で気になっていた件がある。
【面接授業】だ。
先日、面接授業受けよう〜〜♪って嬉々と記事を書いていたが……。
これ↓(笑)
私の心がざわざわして、気乗りしないので面接授業の申し込みをやめた。
締切日だった昨日まで、考えに考えた結果である。
気乗りしないのは、世間にはびこり、減る様子のないコロナ。
あちこちでクラスターが起きて、病院は逼迫してなんていう情報が嫌でも耳にする。
テレビはほとんど見てないのに、これである。
面接授業がある秋になれば、コロナが治まるかもしれないし、治まらないかもしれない。
それは誰にも分からない。
結果、面接授業をやめ、3つの放送授業を申し込むに留まった。
こういった気乗りしない時には、無理して決行しない方がいいと考えている。
気乗りしない気持ちになって、思い出したことがある。
*
何年か前の夏の日。
高校時代の友人に誘われ、夏祭りへ行くことになった。
「今晩行こ、迎えに行くから。」LINEが来る。
私は気乗りしなかった。
理由は、仕事が終わってから疲れてる状態でお祭りに行くということと、ウィークデー真っ只中で翌日もその次の日も、仕事に行くということ。
これだけの断る理由があるのに、当時の私は友人関係にヒビ入れるようで、ためらいがあったし、お祭り=アルコール、という魅力に勝てなかったと言うのもある。
私を迎えに来てくれたアッコの車には、既に友人たちが乗っていた。
乗車してから知ったが、今日のお祭りにアッコの旦那が初参加し、大太鼓を演奏するらしい。
それを見るというのが、今夜の主旨のようだ。
まじ?なんなんそれ、私は興味無いわ……。
内心、こう思ったけれど、黙ってた。
他の友人たちは、楽しみやなと盛り上がっているから言えないじゃん。
案の定、お祭り効果でどこの駐車場も満車、やっと見つけ停めた駐車場は会場まで遠かった。
真夏の夜。
くっそ暑い。
風なんか吹かない、吹いたとしても熱風だ。
公道を全車両通行止めにして、街のど真ん中で行うお祭り。
昼間に太陽光で熱せられたアスファルトやコンクリートが、容赦なく全身を茹であげてくる。
汗だくになるし、化粧は溶けてなくなるし、人混みで前に進むのに何倍もの時間がかかるし、桟敷にたどり着いた頃にはヘロヘロになっていた。
かったるい気持ちで桟敷に座りながら、ようやく出てきたアッコの旦那が大太鼓を担いで演舞しているのを、ぼんやり眺めていた。
私の両脇で友人たちが、凄いねぇと褒めてるけれど、私は内心どうでもよく、蒸し風呂のようなこの場所から一刻も早く立ち去りたかった。
明日も仕事か……私ってば、こんなところでなにやってんの。
人の旦那の晴れ姿見て、喜ぶほど思い入れがある訳じゃない。
元々このお祭りの演舞も興味無いのに、なんで私はここにいるのか。
断れなかった私の優柔不断さゆえだから、自業自得なんだけども。
やっとアッコの旦那の演舞も終わり、
「飲みに行こ」
となった。
ああ、やっとビールが飲めると喜んで近くの居酒屋へ入るも、満席。
次の店も満席。
足も痛いし喉もカラカラ、そしてイライラはピーク。
その次の店でやっと入れた。
店員にとりあえずビールと言いながら、メニューを見て愕然とする。
生ビール
瓶ビール
焼酎
冷酒
熱燗
枝豆
冷奴
サラダ
だし巻き玉子
キムチ
おにぎり
唐揚げ
ポテトフライ
簡単なものしかないんかいっ!
突き出しのレベル!
注意書きに、お祭り限定メニューになりますと書いてある。
暑い中、長距離歩き、汗だくになり、見たくもない人の旦那の演舞見せられ、お腹をすかし、喉もカラカラになった私にこの仕打ち(笑)
もう、うんざりだ。
帰りたい。
シーフードヌードル食べて缶ビール飲みたい。
欲望がしょぼい(笑)
ぜっっっっぜん、楽しくない!!
もうコイツらにお祭りに誘われたとしても、二度と来るかと心に誓ったことを思い出した。
(この辺りで、この人間関係にうんざりしてきていたのもある)
*
思い出話が長くなったが、結局は、自分の気持ちがモヤモヤしているときはなにごとも、心底楽しめないんだなと感じたわけ。
あの時、心の底から
「お金と時間を捨ててしまった。惜しいことをした。」
と思ったものだ。
気乗りしない誘いに乗って、苦痛しか感じない時を何時間も割いた。
そして、ぬるいビールとコンビニ総菜より酷い食事に高いお金を出した。
ただに疲れて帰宅し、翌日も仕事。
気乗りがしないときの自分の勘は、素直に従ったほうが良い。
大きなリスクが待っている。
中には、無理に行って結果楽しかった!ということもあったのかもしれないが、私の場合数少ないのか、覚えちゃいない(笑)
深層心理が、訴えているんだ、きっとそうだ。
そんなわけで、コロナが落ち着かないと私、怖くて面接授業申し込めないんだよね(◞‸◟)