最後の恋愛があまりにもダメージ強すぎて今や男嫌いのステータスまできた。①
嫌悪感。
もう私は今後一切、恋愛はしないんだろうなと思っている。世の男性を見ても興味がわくどころか、汚らわしいものとみてる時がある。妊娠出産の時に男を見ると敵対心が湧く、攻撃的になる、そんな感じに似てる。
ニュースの見出しに、性的暴行やら盗撮やら痴漢やらの文字が見えると、男どもは、頭がち⚫こでできてんのか?どいつもこいつも、ヤルことしか考えてないち⚫こ野郎ばかりか。全員ち⚫こ削ぎ落としてしまえ!とヤバめ。(世の中の男性がみんながみんなそうなのでは無いのはわかっておりますけれどもね…)
見る目がない。
そもそも私は男運がない。男を見る目がない。いや男であろうと女であろうと、人間を見る目がないんだと思う。友達も少ない。人間関係断捨離したのでね。(この話はまた別の機会にいたします)
今回は当時付き合っていた男(志田)の話。
前回の話↓↓↓でも出た最終的に鬱になった男の話。(ざまぁと思った奴の話、くたばればいいと思うに至った理由)
私は離婚後、志田と出会った。28歳だった。
志田とは遠距離恋愛だった。
バツイチ子なし。
放送関係者。
年齢は私より5歳年上。
自信家で実際、仕事もやり手だった。
元旦那の不貞で傷付き離婚した私にとって、頼り甲斐のある強く優しい彼に惹かれるのに時間はかからなかった。
遠距離だがその距離をもろともせずに、志田はいつも時間を割いて私の地元まで会いに来た。時には新幹線を使って。
私に会うために割く時間とお金、私の娘も可愛がってくれる器の大きさに、愛されているんだと信じていた。
妊娠して相手の嘘が晒される。
付き合い始めて1年ほどしたある日、志田の子供をお腹に宿す。
それを告げると、思わぬ言葉を聞くことになる。
「実は、結婚してる」
志田はバツイチでは無かったのだ。既婚者なのだ、そして認知はできないと言う(まぁそうだろう)。でも私を愛しているとも言う。なんでだろう?私は騙されていたのか?志田の不審な点とかに気付かなかった?わからなかった。頭が混乱する。この状態で愛してるなんて陳腐な言葉を言っている志田にもイラつく。自分が傷ついているのかさえもよくわからない。もう、志田も私自身もなに言っているのかわからない。妊娠がわかってから1週間ほどはずっと修羅場だったように記憶している。
この頃の記憶はとても曖昧で、過度のストレスがかかった上に、仕事をこなし、小さい子供の育児もあり、幼い娘や両親にはこの件は悟られないようにしなきゃと気を張り詰め平静を装う事に必死な時と、志田に暴言吐いたり汚い言葉で罵ったりする時とで、アンバランスだったと思う。
中絶。
志田は何度も何度も私に詫び続け、私の暴言を全て黙って受け止めた。しかし彼は言う。「産まないでほしい。俺たち夫婦には子供がいないから、アンフェアだ。」とかなんとかこんな感じのこと言ってた、当時パニックだったから思い出せないけど。はっきり言えることは志田は子供を欲しがっていないということだ。突きつけられた重たい現実。しかし悩んでる暇はなかった、お腹は大きくなるのだ。志田と話し合う気も失せてしまい、彼が希望するまま子供を中絶することにした。堕ろすことになった時、私は相変わらず志田を責め続けていたが、内心ではほっとしていた。
私の稼ぎでは、二人の子供なんて養えない。これ以上両親には迷惑はかけたくない。それ以上の理由に、この男の遺伝子が私の体内にいることが耐えがたく気持ち悪くなっていたからである。
それに必死で私に詫びる志田を見ていると、
「私の元で一生詫びさせてやりたい。」と呪いにも似た悪意がこみあげてくるのが分かる。
私を愛しているというのなら、私と一緒にいたいというのなら、そうしてやろう。一緒にいる以上、ずっと私には頭が上がらないようにしてやる。
痛みと苦しみを抱えたままズルズルと。
弱みを握りこれからどう復讐しようかと企む気持ちと、志田を私の元を離れない男にしたという喜び。愛憎入り混じった感情だ。
この時は、愛情よりも、憎しみが90%ぐらい占めていた。それでも別れなかった理由は今でもよくわからない。お腹の命を殺めたのを自分だけのせいにしたくなかったんだろう、志田に全責任を負わせたかったのだろうと思う。ここで別れてしまえば私が堕胎したことも、いずれ志田は過去の恋愛の過ち程度として綺麗に忘れるのではないか、そう考えるととても嫌だった。もちろん、まだ好きという感情もあったから、たぶん。
私の元で志田を振り回してやりたかった。とてつもなく困らせてやりたかった。
~補足~
おどろおどろしいさまで書き連ねておりますが、今は至って吹っ切れておりますのでご安心ください。吹っ切れているけれども、当時を思い出すと五臓六腑が煮えてくるのがわかります。(じゃあ吹っ切れてないじゃんというのは置いておいて)ただ、全履歴を書くには精神力と体力を要しますので、次回へと続くことにさせていただきます。ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
ふう、疲れた。めっちゃ眠いわ。。。