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ワックスがけ

今年は春先から暑い日が続いたので、裸足で過ごす期間が長かったように思う。
くっそ暑い地獄のような長い夏が終わり、ようやく部屋の中も涼しい風が通るようになった。

朝六時、目が覚めてベッドから降りる際、素足に感じるフローリングの床はやや冷たい。
冷えを感じて、靴下を履く。

先週ぐらいから裸足では心もとない感じがして、靴下を履くようになった。




靴下を履いて過ごすようになると、気付くことがある。
フローリング、ある個所では滑りやすく、ある個所では引っかかる感じがする。


すべりやすくなっているのは洗面所のフローリング。
出かける前に、洗面所でヘアスプレーをしているので、そのせいだ。
年を重ねてからマシになったけど、毛量多めなのでこいつを抑える系のヘアスプレーを愛用。
それが床に落ちたんだな。
素足の時はさほど気にならなかったのだが、靴下を履いてみるとその滑りやすさがよくわかる。
これでは、私、いつか、すっころぶ。


引っかかりをかんじるのは、ベッドサイドテーブルのあたり。
寝る前、夜中起きた時、起床時、水を飲むためにベッドサイドテーブルにコップと水差しを置いてある。
真夜中に目が覚めた時なんかは、寝ぼけて水をこぼすことがある。
暗いのでどこにこぼれたのかわからぬまま、適当に拭いてからふたたび眠るのだが、その拭きが甘かったのかな。
足が引っかかる感じがある。
これでは、私、いつか、つんのめる。



なので、ワックスをかけた。



前回ワックスをかけたのは、ゴールデンウイークだった。
まだ半年はきていないけど、いいタイミングだろう。
ワックス剤のパッケージには「耐久6か月」と書いている。

うん、まぁそんなもんだろう。






ワックスのおかげで、床はピカピカになった。
洗面所では滑らなくなったし、ベッドサイドではつんのめることもない。

安心だ。