見出し画像

禁煙5年目にして破れる


その昔、吸っていたタバコはベヴェル・ライトという銘柄だったけど、ウインストンという銘柄に変わりパッケージも一新された。
ベヴェル・ライトはバニラフレーバーで煙も少なく、お気に入りだったのだけど、その後継のウインストンにも一応バニラフレーバーは引き継がれているようだ。
しかし、火をつける前、咥えた時のフィルターの微かな香りや、フィルターのサイズ感、長さが違うので寂しい感じがした。

職場で喫煙しづらいことと、ベヴェル・ライトが販売されなくなったのがほぼ同じタイミングだったので、自然と禁煙ができた。

もし、あの時もベヴェル・ライトが販売され続けていたら、吸う本数は減ったかもしれないが、禁煙とまではいかなかったかもしれないなと思う。



そして、昨日、とうとうタバコを買った。
禁煙できたのが47才の年だった。
今52才。
5年の禁煙生活を経て、とうとう吸ってしまった。

相変わらずベヴェル・ライトは売られてなかった…(´・ω・`)
復活して欲しいなぁ。


最近のタバコのパッケージの文字圧が凄い!(両面に印字されてる)
以前もこうやって注意喚起があったとは思うけど、文字がでかくなってる!
怖いわ(;'∀')
こんなこと書かれてたら、吸っても美味しく感じないよねぇ(笑)

でも、吸うよ、せっかく買ったからな。





タバコに火をつけて、ゆっくり吸う。
煙が鼻腔を通りじわっと肺に入った感じと、頭がクラっとする感じ。

久しぶりのこの感じに癒されると同時に、悪いことをしているような背徳感も若干あり。

自分の口から吐き出される煙を見ながら、ゆっくり時間が流れるのを感じる、これがタバコの醍醐味だろうと思う。




のだが。
どうも吸った後の口の中の臭いが気になり、マウスウオッシュをする。
しかし、いまいちスッキリしない。
ので、ガムを噛む。


それでも、なんか、違和感。



結局、歯を磨くんだよ(笑)

以前はタバコを吸い終わっても、口の中に臭いが残っても気にならなかった。
そんなもんだと思っていたが、今思えば、口臭ヤバかったはずだ。


こういうことを感じる自分、歯医者に通いだしたこの2年でずいぶんと口腔内の意識改革ができてるんだなと感じる。
口の中は常にスッキリさせておきたいので、お手入れは欠かさない。
たっけぇ歯インプラントが入っているから、抜けたり欠けたり壊れたりしたら死活問題だ。
タバコはインプラントには悪影響、っていうか、そもそも健康に対し百害あって一利なしなのはわかってんだよ。
わかってんだけど、吸うよねぇ?(笑)
愛煙家の方ならわかってくれるかな、この気持ち。



ちゃんと納豆食べるし、体動かすし、歯のメンテナンスもするから、たまに喫煙をする自分を許そう。


そうしないと、メンタルもたない。





昨日は2本吸ったけど、今日は吸いたいとは思わない。
これでいいのだ。