yu_mu

都内在住ゲーム会社でシナリオライターをしています。方向性を決めてないので、まずは思ってることやプレイしたゲームの感想などを書いていこうと思います。

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都内在住ゲーム会社でシナリオライターをしています。方向性を決めてないので、まずは思ってることやプレイしたゲームの感想などを書いていこうと思います。

最近の記事

夢が叶ったと実感した日のこと

先日、仕事ではじめて字コンテを作った。 頭の中にある映像を文字に起こす。 これまでADVゲームのシナリオしか書いてこなかった自分にとって、 映像 分野の仕事は新しい挑戦だった。 書き始めるまでは「頭のなかの映像をどう文字にしよう?」と 悩んでしまったが、慣れてくると案外スラスラと進む。 あふれてくる脳内の映像をひたすらに文字にしていく。 頭のなかの妄想を全部見せるような感じがして ちょっと恥ずかしかったが、すごく楽しかった。 はじめてキャラクターのセリフを書いた時もなんだか

    • シナリオライターとして意識していること

      シナリオライターをはじめてだいたい4年くらい。 改めて、どんな仕事か、意識していることなどについてまとめてみた。 --------------------- ◆言葉を分解する 登場人物の発する言葉、行動1つ1つには大きな意味がある。 とある登場人物が発した「かわいい」というセリフ。 この4文字にも、 ・登場人物の価値観(とその価値観を生んだ背景、育ちなど) ・この言葉を発したときの周囲の状況 ・一緒にいる登場人物との関係性 など様々なものが内包されている。 「かわいい

      • ゲームの中で無難な選択肢しか選べない私を変えた1作

        どんなゲームでもそうだった。 見るからに「この選択肢選んだら最悪なことが起きるだろうな」という 選択肢を選ぶことができない。 どうしても無難だったり、正解のほうを選んでしまうのだ。 ゲームの中ではどんな人格になったって構わないはずだ。 極悪人になろうが、超優等生になろうが、何者になったっていいのだ。 それがゲームのおもしろさだ。・・・でもできない。タガを外せない。 きっと、知らないうちに動かしているキャラクターに 強く自分を重ねすぎているのだと思う。 だから「失敗したくな

        • フィードバックする時に気をつけていること

          シナリオライターとしてしばらく働くなかで フィードバックをする、されるどちらも経験した。 今年の頭くらいにPJを異動、現在は新規PJで働いているのだが、 それまではクオリティチェックする立場だったので どちらかというとフィードバックするほうが多かった。 ここで、フィードバックする際に気をつけていたことをまとめた。 意識することは大きく2点だ。 ・相手に投げっぱなしのコミュニケーションを取らない ・ポジティブな表現を心がけて相手の書いた作品に敬意を払う 具体的な方法を紹介し

        • 夢が叶ったと実感した日のこと

        • シナリオライターとして意識していること

        • ゲームの中で無難な選択肢しか選べない私を変えた1作

        • フィードバックする時に気をつけていること

          思い出のゲームをあげてみる

          小さいころからゲームばかりしていた。 ゲームボーイの電池がなくなりかければ画面濃度を濃くして 無理やりプレイしたり、ポケモン増殖バグを利用して データが吹っ飛んだりしたのもいい思い出だ。 いくつか思い出に残っているゲームなどを紹介したいと思う。 ◆ポケットモンスター赤(GB)はじめてプレイしたポケモン。リザードンがかっこよすぎて赤を選んだ。 通信ケーブルを用いたポケモン増殖バグ(交換した直後ケーブルを抜くと どちらの端末にもポケモンが残る)を利用して図鑑を埋めていた最中、

          思い出のゲームをあげてみる

          FF7を再プレイしてみた感想

          FF7のオリジナルを再プレイした。 FF7Rをクリア後、オリジナルのストーリーを追いたくなったからだ。 改めてやると本当によくできたお話だなあと感心する。 はじめてプレイしたのは小3〜4くらい。 当時は「魔晄中毒」「心を持たぬ人形」のような ほの暗く、キャッチーな部分にばかり目がいっていたけど 「テロリストである主人公たち」「やり方は乱暴だが星の危機を会社をあげて止めようとする神羅」という構図はすごく考えさせられる。 どちらが正義なのだろうか、と。 この問題はバレットとケット

          FF7を再プレイしてみた感想

          何度目チャレンジしてもワンピースが読めない

          同じプロジェクトのメンバー内での共通言語を増やすため 互いが好きな漫画を読む試みがはじまった。 私とイラストレーターの人は「ハンターハンター」を推し、 営業の人は「ワンピース」を推した。 ワンピース。 何度か読んでは、その圧倒的な「光」に目がくらんで 読むのを諦めていた作品だ。 だが、今回はもはや「仕事」だ。 個人的な趣味はまず捨てて再び読むしかない。 そう決意し、読んだのだが…… 以降、ワンピースを読んで感じたこと。 ワンピースが好きな人は読まないでほしい。

          何度目チャレンジしてもワンピースが読めない

          努力は嫌いだけど、好きなことを仕事にしたいと思い続けて実現させた話

          タイトルの通りだ。私はとにかく努力が嫌いだ。苦手だ。 興味があるものしか続けられない。 中学の頃にはすでにそうい性質だったと思う。 私は、小さい頃から「ゲームを作る仕事をしたい」とぼんやり夢見ていた。 今、私はその夢を叶えているのだ。小さい頃の私が、 今の私を見たらどう思うだろうか。喜ぶだろうか?それはわからない。 好きなことだけしてきた私がどうやって「やりたい仕事」にたどり着いたか。 自分の職歴をざっと振り返っていこうと思う。 ◆闇の大学時代 …その前に、まずは大学時

          努力は嫌いだけど、好きなことを仕事にしたいと思い続けて実現させた話

          リモートワークをしてみて良かったこと、悪かったこと

          リモートワークをはじめて2ヶ月がたった。 ここで良かったこと、悪かったことをまとめてみようと思う。 ◆よかったこと ・通勤時間ゼロ これがいい運動になっていたというのはもちろんあるのだが、 純粋に自分の時間が増えるのはうれしい。 ・お金が(ちょっとだけ)浮く 食費が減り、交遊費がほぼなくなったのでそのぶんお金に余裕ができた。 (これはリモートというより自粛要請のおかげかも) ・自炊がはかどる 外食もできないので、自炊をはじめた。 腕前は以前より上達したと思うし、レシピ

          リモートワークをしてみて良かったこと、悪かったこと

          エヴァを再履修した話

          アニメの再履修をしたときの感想文がでてきたので微調整して 投稿しようと思う。 ------------------- 久しぶりにエヴァを再履修した。 というのもまもなく新劇場版が完結する。 その前に改めてTVシリーズを見直そうと思った次第である。 エヴァを通しでみるのは多分3回目。 設定やストーリーの考察ではなく、登場人物への思いを中心に はじめて見たときに感じたことから順に書いて行こうと思う。 ◆はじめて見たエヴァ はじめてエヴァを見たのが小5か6の頃。 最後に見返し

          エヴァを再履修した話

          はじめまして

          はじめまして。自粛期間中、あまりにも無になってしまいもともとインドアでネガティブな性格に拍車がかかりこのままではまずいと思い noteをはじめました。 個人的にnoteは敷居が高いイメージがあって「何か有益なことを発信しなければならない」と思っているのですが、 思い浮かばないので、まずはプレイしたゲームの感想や日々仕事のなかで感じたものなどをメモがわりに投稿していこうかなと思います。 かんたんに自己紹介 都内在住 30代 女 ゲーム会社でシナリオライターをしています。 ラ

          はじめまして