私のプレゼンと彼
今日はずっと受けてきた心理学の講座で、最終のプレゼンの日だった。
ブルブルガクガク震えながら話す私の拙いプレゼンを、優しい仲間たちと先生が温かい雰囲気で聞いてくれていたおかげで、
何とか終えることが出来た。
こんな素敵な環境と仲間に出会えたことに感謝すると共に、これからもっともっと頑張っていきたいという気持ちになった。
そしてもう一人。
今日、私がこうしてちゃんとみんなの前に立って話が出来たのは、彼の存在があったから。
プレゼンが嫌で嫌で仕方がなく、弱音を吐く私に、
「どうせやらないといけないんだから、嫌だと言うな!」
「嫌だと言うくらいなら、やらないと決めた方がマシだ!」
「もう来週の今頃には終わってスッキリしてるんだよ?そう思ったら気が楽でしょ?」
「風邪をひこうが骨折しようが、俺がメンヘラちゃんを新幹線に押し込むよ」
そんな彼らしい厳しい言葉を私にかけながら、不安で押しつぶされそうな私を支えてくれた彼。プレゼンの内容に行き詰まった時も、真剣に私の話を聞いて、寄り添ってくれた。
彼がいてくれたから乗り切れた。
もっと早く彼に出会えていれば、
私の人生は変わっていたかな。
奥さんはいいな。
こんな人がずっとずっと側にいるなんて。
なんて心強い人生なんだろう。
幸せ者だな。
彼に聞かれたら、
「言っても意味ないことを言うな!」
なんて言われてしまいそうな事をウダウダ考え切ない気持ちになりながらも、
今こうして彼とちゃんと出会うことができ、いつもそばにいてもらえる私だって、
最強に幸せ者だよなと、
心の底から思っている。