気になる言葉
最近よく耳にする言葉で気になるものがある。
実質タダ
実質タダという表現自体は悪くないと考えているのだが、ふと気になったので少し書いてみようと思っている。
最近はコロナ禍でも経済を回すためにGo Toキャンペーンが促進されていたりや地域クーポンなどが配布されている。そんな中でよく聞くのが今回話題としてあげているフレーズ「実質タダ」である。
よくあるパターンとしては以下になるのだろうか。
元々:10,000円のホテル
現在:Go Toキャンペーンで5,000円 + 地域クーポンを5,000円分贈呈
というイメージで話をしたい。
ホテル自体が安くなり、地域クーポン(もしくはポイント)を5,000円分取得できるため宿泊代5,000円-クーポン5,000円で実質タダ=0円という計算での話である。
ただ、個人的にはあまりタダになったという感覚はない。
結局地域クーポンの5,000円は特定の期間に定められているうえに
5,000円分以内の消費をするかというとそれ以上の消費を結局してしまうからである。
例えばそのクーポンを宿泊代としてそのまま利用することができれば、実質タダという謳い文句は理解ができる。。。とふと考えてしまった。
ここまで言っては何だが、実質タダという表現はとてもキャッチーで魅力的なのであることは確かである。
ではまた。