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コロナ禍で教育業界に飛び込んで一年経ったなぁ
noteを始めてみようと思う。
風の時代がきたから(笑)使い方がイマイチわかっていないけどまぁ…いいや。いろんな事を自分のペースで書いていこうと思う。
今の職場で働き始めてもうすぐ一年が経つ。
それまでは医療機関で総務、主に人事のお仕事をしていた。
どうして教育業界へ?って?
別に、「子どもたちの未来のために」とか「自分の思いを届けたい」とかアツい思いがあったわけじゃない。
今までアルバイトを含めると色んな仕事を経験してきた。仕事を選ぶうえで一番重要なこと。
おもしろそうかどうか
と言うことだ。
仕事は大変なもの。しんどいもの。と言われればそうかもしれない。でも、働くのはワタシ自身だ。ワタシ自身が興味を持ち、金銭対価はもちろんのこと、そのほかにも学べるものが欲しい。そう思ってきたから、興味を持った職業に飛び込んでみた。
今の職場もそうだ。
その時(転職…しようかなぁって思い始めた時)になぜか何度も目に止まる。気になる。行ってみよう!
給料もその時勤めていた会社と変わらないと思ったし(蓋を開ければ全然違った笑)。
幼児(3歳)〜小学校6年生までの学習教室の教室長。
しっかりしたカリキュラムもある。
頼もしい講師陣もいる。
不安はなかった。
というか、まぁ、こんなもんなんだろうと。
で、コロナ。
全国一斉休校。
それでもまぁこんなもんなんだろうと。
不安と言えばやはり、商売なので顧客(ここでは敢えて顧客という)が減少するのではないか。
新規契約ができないのではないか。
そんなところくらいだった。
でも、全く知らない業界に飛び込んで、全く今までと世の中が変わってしまったら、案外人はのんきにやれるものだと思った。
のんきに教室の窓から見える新緑がどんどん深い緑に移り変わるのを見ながら、自然は何も変わらないんだなぁなんて思いながら窓を開けて風にあたって穏やかな気持ちになれた。
漠然とした不安に蝕まれることもなく、土の時代と言われる時の終わりを見送り、新たな風の時代を迎えた。
子どもたちも元気いっぱいだ。
この時期になると、おっきい子どもたちは、受験を目指して本格的に塾と言われる場所へ巣立っていく。
そして、今、教室では新一年生になる子どもたちが少し緊張した面持ちでやってくる。
先ほど唐突に土の時代やら風の時代やらと言っていたが、それとは関係なくても、ふと思う。
コロナ禍で働き方や我々の生活環境が変化した中、教育はどうなるのだろう?と。
うちの教室のテキストは、低学年の子どもたちの分は大きく変わった。
自分の言葉で自分の思いをしっかり伝えよう。
使える力をどんどん伸ばしていこう。
と言うふうに。
これには大賛成であるが、今まで決まった答えだけを言えばよかった子どもたちにはそれはそれはとても難しいことなんだと言うことがわかった。
自分の思いを説明することができないのだ。
だから、子どもたちにはいつも声をかける
「今日学校楽しかっ?」「どんなことが楽しかった?」「今日の給食のおかずは?」「どんな味付けしてた?」などなど。
「楽しかった?」と聞かれ、「うん」とだけ答えればいいと思っていたのに、「どんなことが楽しかったのか?」と掘り下げて聞かれると、そこでフリーズしてしまう。シャッターをガラガラと閉めようとする。
そこにサッと足を入れて閉めさせない(笑)
はじめは会話にならなかったが、それを続けていくうちに、教室で聞かれた時用にしっかりと楽しかった事を記憶し、給食のメニューを覚え、どんな味かを記憶するためにしっかりと食べてくるようになった。
いろんな地域から通ってくれているのと、小学生と幼児が入り乱れているので、メニューは驚くほど豊富だ!
そこからどんどん発表大会がはじまる。それをまとめて勉強に集中させる事が大変な時もあるが、それでいいと思っている。
自分の声で、自分の思いを必死に伝えようとする子どもたちのアタマの中はものすごい勢いで成長しているはずだから。
コロナ禍でどんどん変わっていった学校生活。
子どもたちはそれらをうまくのりこなりしている。
大人のわれわれが振り落とされないよう、しっかりコミュニケーションを取って行こうと思う。
今日はどんなお話が聞けるのか楽しみだ。
#教育 #風の時代#子どもたちのこと#学校のこと#お勉強のこと#ワタシのこと#植物