今夜パパに内緒で#1 シリーズはじめました(Peterparker69/Flight to Mumbai)
お世話になっております。日比野めんちと申します。
(普段、ツイッターなどでは苗字を含めては名乗っていないのですが、こうした名乗りには苗字も伴った方が格好がつくと思い、このシリーズではこのように名乗りたいと思います。
この名前は、演劇をやる際にも名乗っているいわばペンネームのようなものです。売文業で金銭を得たこともないのに、傲ったものです)
ツイッター——さすがにもうXと呼ぶべき?——でこうした思いつきをつぶやいてしまったのですが、
こういうものは、思い立ったときにやらないとずっとやらないままだと思い、生焼けの状態で、半ば自分を追い詰めるような感じで、
初めてみようと思ったのが本記事の書く動機です。
このシリーズでは、できれば週に一回のペースで、
私の好きな曲を紹介していきたいと思っています。
本当はPodcastでもやってみたいのですが、一人喋りは寂しく、かといって定期的に人と録音をする習慣も作れなさそうなのと、
Podcastでは音楽をかけられないので、
こうしてnoteにて、文章の形でやっていければと思います。ここならば、YouTubeのリンクなどを貼れるので。
いわばこれは、文字で読むPodcastのようなものだと思っていただければ幸いです。あるいは、感想系YouTuberみたいな。
では、「今夜パパに内緒で」#1、スタートです。
Peterparker69/Flight to Mumbai
第一回に紹介するのは、Perterparker69の「Flight to Mumbai」です。
Perterparker69の「Perterparker」は無論、スパイダーマンにおける主人公ピーター・パーカー Peter Pakerのことです。
しかしJeterとY ohtrixpointneverによると、「一般教養」として好きではあるが、特別好きというわけではないとのこと。
Perterparker69は、JeterとY ohtrixpointneverによるポップユニットです。
その度肝を抜くような名前は、「何やっても許されるようなアホな名前にしたくて」付けられたと言います。
楽曲の話に移りましょう。
「Flight to Mumbai」は、「Flight」と名がつくように、そのサウンドからはゆったりとした浮遊感を覚えます。
飛行機でビュンと飛んで行くのではなく、メロウな空中浮遊をしているうちに、ムンバイに辿り着いちゃったよ、みたいな。
だから、しっかりと音が鳴っているのに、バキバキに踊るよりは、MVのように、気だるげな「ボックス」が似合います。
また、ボーカルのピッチを上げた女性の声のようなものが入ったかと思いきや、テレビの「プライバシーのため音声に加工を加えています」のような低い声も出てくる極端な加工も特徴的です。
歌っていることに、特に中身はないのでしょう。
繰り返される「Dance wit' me のるringostar」に意味があるとは思えません。ただ、これが趣向を変えながら幾度も繰り返されることで、気持ち良さにつながっています。
これは、上述のインタビュー内容からも確たるものと言えるでしょう。
つまりこれらのフレーズは、気持ち良さ、音のために奉じている、と。
歌詞の中で「Mumbai」は、実は言及されていません。
ですが、この曲のメロウさは、「Mumbai」でなくこれが「NewYork」などでは出なかったことでしょう。
なぜなら、それでは浮遊して辿り着くイメージが出ないから。
MVのラストに出てくるガネーシャは、東洋的なイメージを彷彿とさせます。
インドはIT国であり、またムンバイは金融都市でもあるのですが、そこを捨象された、オリエンタルな都市として想像されます。
これは、踊れる「ガンダーラ」
あるいは、ラップトップと出会った「ガンダーラ」
なのかもしれません。
このシリーズ「今夜パパに内緒で」では、
今回のように音楽を紹介していきます。
シリーズの名前の由来については、またどこかでお話しします。
Spotifyにて、ここで紹介した曲を入れたプレイリストを公開しております。
(もちろん、今回が #1 なので、まだ1曲しかありませんが)
では、私が飽きていなければ来週もまたお会いしましょう。
See you soon…
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