「おいしいはたのしい」ドキッとした
「おいしいはたのしい」
ドキッとして少し考えた
自分の実家は共働きで、一緒に住んでいた祖母が用意した総菜が食卓に並ぶことが多かった
もちろん忙しい家庭の味方のお惣菜の否定ではない
ただいつもいつも同じお惣菜が並んでうんざりしていました
食卓も「はやく食べちゃいなさい」と言われ、口の中に詰め込んでさっさとテレビの前に行ってしまい味なんてどうでもよかったです
適量とは言えないぐらいコショウをかけてそれが一番だった時期でした
おいしくなかったし、たのしくもなかったんです
それから時は流れ、子供たちを出産
赤ちゃんが泣く前につくっておいた冷めた料理を流し込んで面倒をみていたこともあった
正直おいしくもたのしくも感じませんでした
「おいしいはたのしい」
子供が成長して一緒にホットプレートでわいわいしながらお好み焼きを焼いたり、たこ焼きを焼いたりするとすごくおいしいです
たのしいからおいしいのか
時間をかけたシチューをバクバクと食べ「おいしかったからまたつくって」と言ってくれたのが満たされてたのしかったのか
些細な料理でも、余裕のある時間や空間が「おいしいはたのしい」をつくってくれてる実感しています