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ヤマハテクニカルセンター 自動二輪取得までの道 ー1時限目〜2時限目ー
入校してもうすぐ2週間経過、とにかく思ってた以上に変に力が入って疲れるらしく、無理せず週末1日2時間、のペースで通っております。ええ、大変に苦戦しております(笑)
ギックリ腰を目の当たりにして
教習初日、プロテクターは上着の上から装着するのか?ヘルメットのベルトがうまく閉まらんぞ、はて?などと、準備からしてだいぶもたつきつつ、記念すべき1時限目。
車の教習とは違って、マンツーマンではなく、1人の教官が同時に複数人の教習生を教えてくれるのね、ふむふむ。ということで、同じ時限で初講習の方とご一緒に、3人で教習スタート。
まずは基礎の基礎。倒れたバイクを起こすところとスタンドのかけ方。
1人目の方、余裕で起こす。そして2人目の方…がまさかのギックリ腰をやってしまい、そのまにうずくまってしまったというね。ワタクシすっかりビビって戦々恐々…顔色蒼くなってたんだろうな、あぁ。
そうはいっても巡ってくる私の番。やっ、ぐぐぐぐぐ…思っていたのよりも全然重い!!!バイクってこんなに重かったのか、なんと、ぐぉぉぉ〜!!と教官ににサポートいただきながら、起こすことになんとか成功。
バイクの重さにふらつきながらも、サイドスタンドはなんとかセット。でもメインスタンドは全体重かけてもかからず、てこの原理のコツが掴めず。これはまだ先に課題が積み残しになりますなぁ…。
初めてのバイク乗車と操作
走らない状態でバイクをスタンドにセットいただき、初めてのバイクに乗車。そしてエンジンをかけてみる。350ccのMTー03でも、エンジンの音と動きが腿からビンビンに響いてきて、これがバイクのエンジンなのねぇ、と今更ながら感激しきり。
マニュアル操作の手痛い洗礼
と感動も束の間。クラッチやらギアの切り替えやら、一度に複数のことを同時にオペレーションしなければならないバイク。さぁ、AT限定普通自動車免許保持者の第1の壁がやってまいりました。
クラッチって何?ていう世界からスタートですから、そりゃまぁ大パニックですよね。意外にも教官は、「はい、これで乗ってみよう!」ってポンポン!と導いてくれるのだけど、よくわかっていない私は、案の定エンストと転倒の連続(涙)最後の最後はほとほと疲れ果てたのか、バイク降車時に後ろにもんどり打って倒れてて、ヘルメット後頭部をごちーん。教習後に一緒に受けた方に大丈夫でした?と声かけられる始末…いえ、ギックリ腰の方が一大事です。お大事に。
当面の課題
・半クラからの発進〜1速から2速へのスムースなギアの切り替え
(加速ビビって半クラを早々に手放そうとしてしまう、2速にいれるときにアクセルを回してウォンウォンと唸らせてしまう)
・3速走行に慣れる(なまじっか1速、2速のままのほうが、ブレーキが効きすぎたり不安定だったりして危ない)
・使わないときは不要なレバーから手を離す
・正しい乗車姿勢。ステップは土踏まず。ピッタリと股でバイクを密着させる
・左隅キープの走行
・正しい減速〜停車までの操作
(クラッチをしっかり握りながら前輪後輪で徐々にブレーキ)
文書で書くと表現できるのだけど、いざ実践しようとするとうまくいかないのだな…練習、練習。
何かを人から教えてもらうということが久しぶりの感覚。ちょっと意味合いは違うかもだけど、お稽古ごとって楽しいなぁと思えたり。そして必要以上にレバー握るのに力が入りすぎているらしく、二の腕が心地よい筋肉痛が毎週続いております。せっかくなのだから、楽しまねば。できることを少しずつ増やしていこう〜。