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『復習』という言葉の罠

『復習』という言葉を本質的に理解していなければ、受験直前で詰むかもしれません。


学校や塾の先生がよく口にする
「復習しなさい」
というフレーズ。
誰もが耳にしたことがあるでしょう。
僕もこの、何だかモヤモヤする曖昧な表現を何度も耳にしてきましたが、
正直、耳タコになるほど聞かされるのが嫌いでした。

授業の復習、テストの復習。
何かにつけて「復習しなさい」と言われますよね。
でもこの

「復習」

あなたは正しく理解していますか?

授業のあとにノートを読むとか、
試験で間違えたところの解説を読むとか、
間違えたところをノートにまとめるとか、

人によっていろいろな「復習」があると思います。
しかし、それらは全部間違いです。

では、正しくはどう捉えるべきなのか?

受験や試験で勝ちたいなら、
どのように認識すべきかをお話しします。

復習とは「覚えていない知識」を見つけ出し
覚えるという行為って話


授業でも試験でも共通していますが、
「復習」とは、
自分が今覚えていない知識を見つけ、
それを覚えること。

この認識が極めて重要なのです。

もう少しわかりやすく説明します。

例えば、とある数学の授業があったとしましょう。

まず、予習で問題を解き、
授業で答え合わせと解説が行われ、
板書も取ることが多いでしょう。

さて、帰宅して「復習」を行うとき、
何をすべきなのでしょうか?

解答が❌だった問題を見て、
その原因をできる限り一つに絞り込みます。

計算ミスなのか、
符号ミスなのか、
定理や公式を正確に覚えていなかったのか、
はたまた文字の書き間違いなのか…。

原因はそのときどきで異なるでしょう。

原因が特定できたら、
その知識を「暗記すべきもの」として認識し、暗記する。これが本当の「復習」です。

ノートを眺めたり読んだり、まとめるだけでは復習にはなりません。
しかし、多くの人がこうした行為を「復習」と思い込んでしまうのも無理はありません。
具体的に「復習」の意味を定義してくれる指導者は少ないですからね。

ここまでで、あなたは「復習」という言葉の本来の意味を理解できたと思います。これを知っているだけでも、大きなアドバンテージになります。

違和感を感じた人もいるかもしれません


「その知識を暗記すべきものとして認識し、暗記してしまう」
と先ほど書きましたが、
この部分に違和感を覚えた方もいるかもしれません。

僕なら、こう思うかもしれません。

「いや、暗記するって一言で言ってますけど、それが苦手なんですわ。今日の授業内容をどうやって暗記するんです?」

そう、実はこのnoteで最もお伝えしたいこと。
それが「暗記の仕方」なのです。

暗記の方法についてここから語り始めると長くなってしまいますので、
次回の記事で、当スクールの

「三森式フラッシュカード暗記メソッド」

について、概要をお伝えしたいと思います。ぜひお楽しみに!

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