スタッフインタビュー「人生を変えたお葬式」平川課長編
北海道で葬祭業、飲食業、生花業、広告業などを運営するめもるホールディングスには、様々な業務を担うスタッフが在籍しています。
今回はコンサルティング業や広告業、実務サポート事業を行う子会社
(株)ワンウォークに在籍する平川のインタビューをご紹介します。
(株)ワンウォーク エリアマーケティング/サポート課 課長
平川将太
2014年新卒入社。葬儀担当、飲食部門を経て、エリアマーケティング/サポート課、課長に就任。現在は葬儀の事前相談において、お客様の不安や疑問を解消する業務をはじめ、さまざまな角度から葬儀を支える役割を担っている。
2018年 2級葬祭ディレクター取得
2020年 1級葬祭ディレクター取得
人生の分岐点は「はじめてのお葬式」
この会社に入社してはじめてご葬儀を担当し、その葬儀が一通り終了した時、お客様が僕の手を握って「本当にありがとう、あなたが担当で良かった」と言葉をかけてくださいました。その時に、この仕事は人との関わりが深くてすごく良い仕事だなと思って、価値観が変わりました。はじめて担当したお客様がそういう方だったことが、僕の人生の分岐点になっています。
それまでの僕は、そんな風に誰かに感謝された経験が無かったのですが、その経験がきっかけとなって、仕事に熱中するようになりました。学校の勉強は全然好きじゃなかったけれど、お葬式のことは知りたいと思った。実はそこまで深い知識がなくてもお葬式はできるけれど、お客様の前に出て、知らないことがあるというのは恥ずかしい、怖いと思ったので、お葬式についてすごく勉強しました。
お葬式は最後のお別れですから、やり直しがききません。それに対して僕は自分で知れる範囲のことは全て知ろうと思った。それが、お客様に対する誠意なのかなと思って勉強しました。
もしも一生楽しく暮らしていけるお金があったとしても、お葬式の担当をやりたいくらい、僕はお葬式が好きなんです。お葬式が好きというのは変な言い方かもしれませんが、大切な人生の最期の時間に関わらせていただけることにやりがいを感じます。
今僕が所属している部署は葬儀を直接担当する部署ではありませんが、間接的にお葬式に携わることができていますし、いつかまたお葬式の担当をやりたいと思っています。一番最初にお葬式を担当して、お客様から温かいお言葉をかけていただいたあの瞬間が忘れられません。人のために頑張ることの素晴らしさと出会い、「僕はこの仕事が一生できるな」と感じた瞬間でした。
4つの部署に関わってきた経験
入社して5年間は日々現場でお葬式を担当していましたが、その後、飲食部門やマーケティング部門を担当し、現在はサポート業務にも携わるようになりました。お葬式を担当していた経験があるので、今、事前相談にお越しくださる方に対して、より詳しいご案内をすることができていると感じます。
飲食部門やマーケティング部門で様々な観点からお葬式に携わり、視野が広がったことも、現在の職務に良い影響を与えています。
接客時間は休憩時間
現在は、お客様にお選びいただけるかどうかわからない状態で、お客様と接する役割を担っているので、どういう風にお話をしたら、安心して弊社をお選びいただけるのかを意識して、事前相談を行っています。ご安心いただくためにお伝えしていることの一つが、「他社にも相談に行ってお話を聞いた上で、最後に弊社をお選びいただけたら嬉しいです」ということです。そして、「他のお葬儀屋さんに行ったら、これを聞いてください、あれも聞いてください」とお伝えしてしています。
なぜそのようなことをお伝えするのかと言えば、お葬式について知るべきことを知っていただければ、お客様にとって必要なサービスをお客様ご自身でお選びいただけるようになるからです。ですから僕も、お客様におわかりいただけるように、一つずつ、お葬式の流れから説明しています。
僕にとって接客時間は休憩時間、というと語弊があるかもしれませんが、それくらいお客様とお話することが好きですね。僕とお話することでお客様が安心してくれれば良いなと思っているので、安心してもらえるまで話し続けます。僕は事務所にいる方が疲れるんです。
趣味
お葬式に関わること
好きな漫画
アイシールド21
アメリカンフットボールをテーマとしたスポコン漫画で、弱小チームが努力してどんどん強くなる様子や、高校生の主人公の身体的、精神的な成長が描かれています。読み始めてから十数年ですが、何度も読み返しています。
休日の過ごし方
息子と遊んだり、下手くそなゴルフをしたりしています。
長所
明るい。
人と話すことが好き。
短所
字が致命的に下手です。
お客さんにも「読めない」と言われます。
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