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映画鑑賞「映画 ギヴン 海へ」「ラストマイル」(3回目)の感想
ーー音楽は記憶と結びつくもの。
「映画 ギヴン 柊mix」から続く今作。
佐藤真冬(さとうまふゆ)と
山ノ上立夏(やまのうえりっか)
のお話。
柊mixの最後の真冬がとても不安定で気になっていたので
ようやくスクリーンで観れて嬉しかったです。
真冬の感じた取り残されているんじゃないかという不安は、
高校の時に進路を考えた時同じように感じました。
周りと自分の速度の違い。
真冬はそこに大切なものと切っても切り離せない状況だったから
余計に悩んだんだろうなと。
立夏もイライラしながらも待ってあげているのが
…成長を感じた(笑)
幼馴染み4人の関係や想いは涙なしには観れなかったので。
泣きました、ハンカチ必要ですね。
キヅナツキ先生が描く作品は、
大切なものや大きな存在が欠けている、
もしくは失われている状態でキャラクター達が
生きている印象です。
その失う瞬間を強烈に描くというよりは
「あれ?もしかして?」とじわじわ思わせて気づく感じ。
原作漫画は何度も繰り返して読むと
読むたびに気づくことが増えていく。
噛めば噛むほど味がする。
音楽は、聞いたその時の記憶に紐付いているなと。
子供の時にドライブ連れて行ってもらった時に聞いた曲。
漫画を読みながら聞いた曲。
下校途中に幼馴染みと一緒に歌って帰った曲。
私は曲の中に記憶の風景が出てくるようです。
真冬は曲を通して由紀に会えた。
面白いですね。
ーーあなたの番ね。どうする?
そんな風に改めて言われたように感じた「ラストマイル」3回目の鑑賞。
孔目線で観た感じなので、ちょっと不安のまま終わってしまった。
入場特典でステッカーもらってしまった(嬉)
デザインが可愛い。