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この秋オススメ ~「メモ魔ドリル」で夢叶える子に~(前編)

目次

1 はじめに

2 小学校2年生での実践

1  はじめに

メモ魔塾生のヨーコです。
今回は、読書の秋にオススメの一冊を紹介します。「メモ魔ドリル」(正式名称「メモで夢を叶える魔法のドリル」)は、今年4月の終わりに発売された、「メモの魔力」の著者、前田裕二さんの本です。

著者の前田さんは、「メモ魔ドリル」への思いを以下のようにお話しています。

「メモ魔ドリル」は、抽象化、すなわち「気づき」を自分の頭で得る思考の癖をお子様が獲得するためのドリルです。抽象具体思考を幼いころから身に付けられたらどんなつよい子に育つのか。そんな思いでこのドリルを作りました。もう一つ、「夢を叶えること」つまり「自分を知ること」も目的としています。小学生から始める自己分析、という新しい教育をはじめます。
前田裕二 著「メモで夢を叶える魔法のドリル」より

「メモ魔ドリル」が発売されてから、小学校の教員をしているわたしは、勤め先の小学校で実践してきました。実践していくうちに、(こんな風にしたらもっと子供たちに伝わりやすいかな、やってみようという気持ちになるかも…。)という発見がいくつもありました。

もしかしたら、「メモ魔ドリル」は持っているけど、始めていない方、興味はあるけど、お子さんには難しいかな…なんて思っている方に、参考になったら嬉しいな…と思い、ご家庭での取り組みのポイントをまとめてみました。

まさに、「メモ魔ドリル」は、読書の秋にぴったりの本。親子で取り組めばお子さんは夢を持つことにあこがれを持ち、自分の夢について考えることでしょう。そして、前田さんがおっしゃっているように具体抽象化志向が育ち、自身の夢に向かってチャレンジする子供が増えるはず…と信じています。

今回は、前編として、わたしが実践してきたことを、次回は後編として、ご家庭での取り組みのポイントをお伝えします。

では、わたしが実践してきたことについて紹介します。

2 小学校2年生での実践


今年は小学校2年生の担任なので、最初、(2年生では難しいかな。)と思ったんです。でも、ここで、
「よいと思ったことをやってみよう。」
という前田さんの言葉が私の背中を押してくれ、実践につながりました。

自分の夢を見つけて、夢に向かって努力できる子供を育てたい…そんな気持ちで取り組みを始めました。小学校2年生では、自分で実践することは難しいと思いましたが、大人がサポートすることで進められるのではないかと思ったからです。

まずは、1回に1メモ15分と決めてやってみました。基本的には、「メモ魔ドリル」に書かれているやり方で進めています。

まず始めに、ユーチューバーのヒカキンさん。ヒカキンさんについて紹介されているページは、わたしが読み聞かせをしたのですが、ヒカキンさんを知っている子供も多く、将来ユーチューバーになりたいという夢を持つ子もいて、興味を持って聞いていました。

「気づき魔法」に書かれている言葉をなぞるコーナーでは、2年生では、まだ習っていない漢字があるので、まずは読み方を教え、ひらがなで書くことにしました。
教師も一緒に書くことは、子供たちにとって、どう書けばいいかのヒントになりました。また、書き終わった後、みんなに発表したり、読み合ったりする時間も、子供たちにとってお互いの思いを知ることができる楽しい時間となりました。

1学期には、ヒカキンさんのコーナーが終わり、次のリュウジさんのコーナーに少し入ったところで夏休みとなり、少しお休み。2学期のスタートからリュウジさんのドリルを始め、現在進行中です。

わたしは、今後も「メモ魔ドリル」を継続し、子供たちの夢、応援していきたいと思います‼

次回は、「メモ魔ドリル」をご家庭で実践するときのポイント7をご紹介します。




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