大切なのは、他者への想像力
こんばんは!ユコーンです。
先日Twitterで「早生まれは不利、という論文が発表された」という記事を目にしました。ここにリンクは貼りませんが、昔からよく言われていることです。
でも!早生まれのまま大人になった人は「私は早生まれだから成長が遅かった」と思うのかな。もしくは「早生まれなのに周りに追いついててよかった」と思うのかな。
…と、ふと勢いのまま書きながら考えを巡らせました。
たぶん私がモヤモヤするのは「早生まれが実際に不利だ」という事実そのものよりも、「早生まれって不利なんでしょ、知ってる」と勝手に判断されることなんだと思います。
事実はきっと正しいです。でも、それを突きつけられた子どもの気持ちは?
だったら、出来ていなかったところから出来るようになったことを褒めて欲しい。出来ていないことを早生まれを言い訳にしていないことを認めて欲しい。
不利かどうか、可哀想かどうかを決められるのは悲しい。
左利きであったり、転校が多かったり、帰国子女だったり、小学生の時は周りから線引きされる理由が多かったから特に敏感なのかもしれないです。
私は、昔から表面的な情報で人を判断しないで欲しいという思いがとても強いです。
転校の度に、周り全員が馴染んだ人ばかりの中で自分を知ってもらうことがストレスでした。
面白いとか可愛いとか運動ができるとか、分かりやすい個性がなかった分仕方がないなぁとは思うのですが。
自問自答していると「もっと自分のことを知って欲しい」という思いと、「ちょっと知っただけで勝手に判断しないで!」という思いが混在していて、我ながらちょっと面倒くさいなと気づきました…(笑)。
前田裕二さんの言葉の中でも大好きなのが「大切なのは、他者への想像力」です。
色眼鏡なしに、相手のことをとことん見て、想像力を働かせて理解していく。
この人ってこういう人だったんだ!と様々な側面を知ることで相手像の解像度を高めていく。
まずは自分からその姿勢を大切にしていこう、と改めて思いました。
そして受け入れられない一般論を目にした時でも、周りにはそんなことで判断せずに自分を見てくれる人がいて恵まれてるな〜と思える余裕を持ちたいです。
これが一番難しいけど大切そうな気がします(笑)。