醜い自分しんどすぎる

コロナの変異株出現によって世間はてんやわんやしていて、オリンピックが開催できるのか、とか、インドは破綻しないのか、とか、世間は大変そうだ。そんなお祭り騒ぎを傍目に恐縮だが、私はなんと、リモートワークが始まりました。控えめに言って最高、超嬉しい、神は存在した。控えめに言って。
朝起きる時間は出社してたときより一時間も遅いし、それなのに仕事まで時間余裕だし、仕事中にメディキュット履いたままでもバレないし、お昼休みに夕飯の仕込みできるし、フルメイクなんてしなくてもカメラ越しに視認できるであろう所だけメイクをしてればオッケー。わざわざ出社してたのマジで阿呆らしい。

基本的にリモートワークは最高なことしかないんだけど、私にとってめちゃくちゃ嫌なことが一つだけある。

家の中だからマスクができない。

まあしてもいいんだろうけど、エンジョイ!フレンドリー!みたいなノリを謎に、本当に謎に振りかざす会社だから、リモートワークでは素顔が推奨(強制)されている。
どうせ誰も私の顔のことなんて気にしてないのはわかってるんだけど、あ、こんな顔なんだ、意外とブスやん、とか思われてるの思うともう本当にいたたまれない。マスクだけじゃなくてラバーマスクとか被って業務に臨みたいまである。助けてほしい。

外に出るときはマスクがマナーな世の中になってから、顔下半分が隠れてるおかげなのか、街にどわわわっと美人が増加した気がする。多分、自粛推奨になってから宅トレが流行ったのもあるんだろうけど。
あ、かわいー。あの人もかわいー。あの人きれい。あの人はスタイルがいい。わたしは?わたしの顔と体、醜いぞ?見るに耐えないな?え、どういうこと?息してる??

仕事では、顔にコンプレックスを抱いたことがないようなかわいい女とグループになってしまって、横を向いても笑っても眉をひそめても下を向いても美しい顔を四六時中見ながら過ごしてる。本当に気が狂いそう。仕事自体はキツくない。でも、自分の醜い顔と他人の美しい顔が画面で共存していて、自分がなにか動くたびに画面上の醜い顔も見苦しく歪む。美しい顔はきれいに笑う。それをずっとみている。疲労困憊する。

マスクなんてなければよかった。下手にマスクをつける生活になったおかげで、外に出たときに醜い自分の顔を直視する機会が減ってしまい、屋内や食事中に不意打ちで自分の顔を見ると本当にビビる。
私と同じように、苦しんでる人間はどうしているんだろう。メンタルボコボコにやられてないかな。とりあえず明日は勇気を出してマスクつけながらリモートワークしてみようと思います。頑張るぞ〜。

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