営業とは誘導の芸術である
営業とは『幸福』を売る仕事
あなたはその運搬人である。
営業とは、
自分が良いと信じたものを
相手のために断りきれない状態にして
売ってあげる誘導の芸術である。
完全無欠の商品は存在しない。
それを受け入れ、欠点をはるかに超える
長所の価値に心から共感できれば
その商品は日本一自信の持てる商品になる。
売ることは『美徳』、
売らずに帰ることは『罪悪』。
売るための秘訣は、
決して自分のために売ろうとせず
ひたすら相手のメリットのために売ること。
相手にそれがいい商品だと思ってもらい
断らないように説明してあげるのが営業マン。
売るのは商品ではない。
売るのはお客の役立つメリットであり
利便性であり、快適さであり、夢、幸せである。
お客に『買ってもらう』は営業ではない。
営業マンは、断ろうとするお客、
悩んでいるお客の背中を押して、
契約というゴールに導いてあげる。
営業とは、究極的には、
アプローチからクロージングまでの『誘導』。
相手に「気づかせる」ために質問せよ。
プロの営業マンは、お客の心を揺さぶり、
感動させるほど『清潔で、明るく、元気が良く、
礼儀正しく』なければいけない。
不必要な『間』をあけてはいけない。
営業マンが隙を与えなければお客は断らない。
言葉を切っていいのは質問の時だけ。
一方的に話しすぎてはいけない。
営業はお客とのキャッチボール。
普段の性格はどうであれ、営業の場では
『明るく元気な営業マン』になりきる。
商品を売る前に自分を売れ。
相手を瞬時にハッピーにするには、
相手の『重要感』を満たしてあげる。
※重要感…人から好かれたい、よく思われたい、チヤホヤされたい。
褒めるよりも質問。
質問は褒めるよりも百倍効果がある。
話上手は聞き上手。
聞き上手とは、
相手が話したいであろうことを、
こちらから上手に質問して、
相手に喋らせてあげる。聞き上手は質問の名人。
最も無難で、最も効果的な相槌は
『おうむ返し』。
成功者は、人にサクセスストーリーを
聞いてもらうのが大好き。
相手の成功体験を話させてあげよう。
商品説明を焦るな。
まずは商品の必要性を伝えろ。
お客は興味のない商品の説明なんて
聞きたくない。
お客にその商品への興味を掻き立てるために
その商品の必要性をお客自身に『気づかせろ』。
人間はメリットを求め、
デメリットから避けたい生き物である。
その商品の有無でお客に与える
『喜びと恐怖』をありとあらゆる『質問をして』
明確に”気づかせる”。
メリットとデメリット、プラスとマイナスで
『ストーリー』を作って伝えろ。
お客が必要性を理解するまでは
商品説明を決してしない。
口頭だけでなく、ノートを活用しろ。
聴覚だけでなく視覚でも理解させる。
売れない営業マンほど商品説明が長い。
細々とした性能をくどくど説明するより
その商品に付随する【喜びと恐怖】を
見つけ出し、お客に気づかせることの方が
何倍も効果的である。
商品説明では、事実ではなく
『意味(ベネフィット)』を説明せよ。
その時にもお客とのキャッチボールを忘れるな。
(明日へ続く…)
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