倫理的なリーダーシップとは?、13歳からのリーダーシップ6/7
前回は、問題を解決する力は自分で決める力について考えてみたけど、覚えてるかな?
今回は「倫理的なリーダーシップとは?」と言うテーマにお話しするよ。
「倫理的」ちょっと難しい言葉だけど、簡単に言うと「正しいことをするリーダー」って意味なんだ。
倫理観はとても大切だよ。倫理観がしっかりしていないと、周りの人を傷つけたり、間違った方向に導いてしまうこともあるからね。
倫理的なリーダーシップってどんなもの?
倫理的なリーダーシップって、単に「良い人」になるってこととはちょっと違うんだ。もちろん、親切心や思いやりは大切だけど、それだけじゃ足りない。倫理的なリーダーは、
誠実さ: 嘘をついたりごまかしたりせず、常に正直に行動する
公平さ: みんなを平等に扱い、特定の人をひいきしたりしない
責任感: 自分の行動に責任を持ち、周りの人に迷惑をかけない
尊敬: 他の人の意見を尊重し、大切に扱う
といったものを持っているんだ。
例えば、学校のクラスで、みんなが嫌がる掃除当番を、いつも特定の友達に押し付けている人がいたらどうかな? これは公平さに欠けているよね。倫理的なリーダーなら、掃除当番を公平に分担する方法を考えたり、みんなで協力して掃除を終わらせるようにするんだ。
なぜ倫理的なリーダーシップが大切なの?
倫理的なリーダーシップは、周りの人を惹きつけ、協力して何かを成し遂げることができる。逆に、倫理観のないリーダーは、周りの人から信頼を失い、孤立してしまうこともある。
倫理的なジレンマに直面したら?
「倫理的なジレンマ」って聞いたことあるかな? これは、正しいと思うことがいくつかあって、どれを選べば良いのか分からなくなってしまう状況のことなんだ。
例えば、仲の良い友達がテストでカンニングをしているのを見たとしよう。友達を告げ口するのは嫌だけど、カンニングを黙認するのも間違っている気がする…。こんな時、どうすれば良いんだろう?
倫理的なジレンマに直面した時は、まず落ち着いて、何が正しいのか、どんな選択肢があるのか、それぞれの選択肢がどんな結果をもたらすのかをじっくり考えてみよう。そして、勇気を出して、自分が正しいと思う行動を選ぼう。
日常生活で倫理的なリーダーシップを実践するには?
倫理的なリーダーシップは、特別な人だけが発揮できるものじゃないんだ。毎日の生活の中で、誰でも実践することができるんだよ。
例えば、
友達との約束を守る
困っている人がいたら助ける
ゴミをきちんと分別する
公平な意見を言う
といった行動も、倫理的なリーダーシップの実践と言えるね。
まとめ
倫理的なリーダーシップとは、「正しいことをするリーダー」日々の生活の中でも、誠実さ、公平さ、責任感、尊敬を忘れずにいたら、倫理的なリーダーシップにみんなもなれるよ。
あとがき
今回のエッセイは、「倫理的なリーダーシップ」というテーマを選びました。「正しいことをするリーダー」大人にも難しいと思いますが、まずは日常生活で実践できるような言葉を選びました。