不実行

組織を超えたリーダーシップ。その11『まず自分で行動する!これは最も大事なことなのか?』

実行すべき。行動すべき。
有言実行こそ大事だ、動け動け!

本当にそうですかね?

本日のnoteは、2019年2月に投稿した「有言実行、有言不実行、そして不言実行」をリーダーシップ視点で、加筆・再編集したものです。

【問】以下のマトリクス、どれが大事?あるいはどれが駄目?

・有言実行
・有限不実行
・不言実行
・不言不実行

どれが大事?どれが駄目?

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−少し考えて欲しい−





日本的な美徳は大事か?

一番駄目なのが「不言実行」

こっそり実行し、偶然成功したら、成功した!だけをアピールする。
失敗したら勝手に闇に葬る。

これ最もリーダーシップに相応しくないのではないか?

一番良いが「有言不実行」

自分でやろうとしない。
でも周りを巻き込んでいく。
この視点が大事。

100を周りに宣言(有言)しても
自分でできることは仮に5としよう。

有言実行なら100のうち5だ

でも周りの人がやってくれればどうだろう?
10やりたくなるような旗を立てて導く。という視点だ。
10人巻き込もうという視点だ。

1人じゃ100のうち5しかできない。

でも10人に想いが伝わったら、そして1人1つやってくれたらどうか。

つまりこういう事

有言不実行は、100を宣言して、自分はやらなくても10の成果
有言実行は、100を宣言して、5の成果

そして不言実行は、宣言しないから1の成果。

数は多いはどれ?という話。

確率の指標で見れば
有言不実行は、達成率10%
有言実行は、達成率5%
不言実行は、達成率100%(失敗はしていない。闇に葬る発想)

失敗を許容できない日本的な文化は消したほうがいい。

不言は失敗したら、していないことにする。
不言は失敗を次に活かせない。
不言だから、誰も見ていないから適当にできる。

だから「有言不実行」のススメ

不言実行は評価しない。

まずは有言して周りを巻き込め!
それがリーダーシップ。

自分で出来るかな?と考える前に周りを巻き込め!
達成率よりも成果の数!

どうだろうか?

本noteは、富田直美さん(株式会社hapi-robo st 代表取締役社長、ハウステンボス株式会社 取締役 CTO、そしてラジコンの神様)の考力塾に参加し、富田さんと参加メンバーでディスカッションした内容に、リーダーシップの視点を加えたものです。

#考力塾 #富田直美

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Photo by Reimond de Zuñiga on Unsplash

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組織を超えたリーダーシップについて考えるマガジン

不定期ですが、組織を超えたリーダーシップについて1テーマづつ書いていきます。これは自分自身も組織を超えた働き方にシフトしている状況なので、それを冷静に、客観的に見ていくため。という意図もあります。興味ある方は是非。


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柏木誠|プロジェクトデザイナー
アレとソレを組合せてみたらコノ課題を解決できるソリューションができるよね?と言うパズルをやるような思考回路です。サポートして頂いた費用は、プロジェクト関連の書籍購入やセミナー参加の資金にします。