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「すぐ結果だせ」を分解して考える

「Q思考」を読んでいる。


「早い結果」を求めると、疑問が抜け落ちる

たとえば「リーン・スタートアップ」運動のパイオニアで、企業や起業家に機敏で柔軟なアプローチをどう取り入れるかを教えているエリック・リースは、これまで私たちの社会では、「問い」ではなく「答え」を出すことにインセンティブが働くシステムが築かれてきたと指摘する。

「これまでの産業経済では、答えを見つけることと自信を示すこと、それがすべてでした」とリースは説明する。「やるべきことをやれば答えがわかるはずだ、疑問があるということはまともに働けていない、つまり報酬をもらう資格がない、ということでした。」

難しい課題はもう一つある。企業は急激な変化に襲われると、それまでよりもずっと多くの問いを検討する必要が生じる。ところが、人はそうした事態に直面すると、とてもそんなことを考えている余裕はない、と反応してしまうのだ。ビジネスにおける「問う」ことの役割を研究しているハーバード大学のトニー・ワグナー(教育学)は、「すぐに結果を出すよう求めると、思考プロセスから疑問が抜け落ちやすくなる」と指摘している。

「考えよう」という気になった人にとっての難しさは、何を問うべきかがわからない、ということではないだろうか。「不確実なものが多くなりすぎて、組織は自分たちが何を知らないかさえわからなくなっています」とパトナイクは言う。


「すぐに結果を出すよう求めると、思考プロセスから疑問が抜け落ちやすくなる」この指摘はとても腑に落ちる。

図にするとこんな感じか。

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制約条件が強力すぎて「考える」余地が少ないから、思考プロセスから疑問が抜け落ちる。って事かな。一緒に考えるとろくな事にならない。

この場合の私の思考はこう

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「すぐ結果」はどんなに小さいことでも報告できる「結果」を用意する。これは
・上司がその上の経営者に報告できることを意識する。
・クライアントに進捗していることを見せる。
こんな視点が大事。

そして「結果をだす」「すぐ結果」を繰り返し、プロジェクトを前に進めて最後には「結果をだす」。

って事です。特に新規事業を担当する人には意識してもらいたい。

アレとソレを組合せてみたらコノ課題を解決できるソリューションができるよね?と言うパズルをやるような思考回路です。サポートして頂いた費用は、プロジェクト関連の書籍購入やセミナー参加の資金にします。