組織を超えたリーダーシップ。その4『変化を起こすリーダーシップが欲しい、それはどのフェーズか?』
リーダーは役割
組織に必要とされる機能あるいはポジション。
リーダーシップは役割ではない。
ポジションにも関係ない。
自ら周囲を巻き込み、引っ張る力
他人からリーダーシップがあると言われる。
本日は、組織の中のリーダーとリーダーシップついての考えをツラツラと書いたnoteです。
よく聞く話
従来のヒエラルキー構造は過去の遺物になるかもしれない。たくさんの理由があるけど、大体は結論は世界の早い変化についていけなくなるからだ。VUCA時代とも言われている。
だから従来のヒエラルキー組織がベースではなく、様々な企業・人が自由自在に関係し合うプロジェクト単位での組織に変化していくのだろう。
人によっては好む好まざるに関わらず、結果的に企業も人もフラットな関係になっていく。人はプロとしての責任が強くなり、企業もプロと仕事をする認識がないと、一流のプロとは仕事ができない。
そんなプロを束ねて推進するためにはリーダーが必要。
変化に対応するために、変化を起こす。
本物のリーダーシップが求めている。
組織は変化を嫌う
組織は根本的に変化を嫌う。人も変化を嫌う。
なぜなら組織とは、ある目的を達成するための複数の人の集合体で、一定の秩序が求められているから。
ここに矛盾
「リーダーシップを発揮して変化を起こす」を誰しも望む。
でも変化を起こすとは、組織の秩序を乱す結果にも繋がる。
まだ何もしていなくても。秩序を乱す悪い人。とか思われてしまう。
だから抵抗する人は多い。人は変化に弱いからね。
だから
組織の視点から見れば、「変化を起こすリーダーシップ」は秩序を乱す要因。それは排除される対象。
「望まれているが、望まれていない。」は矛盾がある。
リーダーは役職
組織では役職は大事でしょう。役職者には枠内での権限があります。
組織を安定して運営するためには、権限は必要。
そして役職自体も、働く人のモチベーションになっている場合が多い。
課長になる。事業部長になる。偉くなる。それがその組織で働くモチベーション。出世すれば給料もあがるというインセンティブともセット。
リーダーとしての力量
リーダーとして「役職と連動した権限」がないと動く事ができない人に変化は難しい。組織の中の役職としてのリーダーは、組織を安定して運営するが大事な場合が多い。故に「変化を起こす」「変化を起こせ!」ってのは難しい。矛盾があるから。
リーダーシップ
リーダーシップは役割ではない。
ポジションにも関係ない。
自ら周囲を巻き込み、引っ張る力
他人からリーダーシップがあると言われる。
役職だけのリーダーが、リーダーシップがあるわけではない。
組織の中でリーダーシップが活きる道
じゃぁ本物のリーダーシップを持った人はどうなる?
組織の中で本物のリーダーシップを発揮しようとした人はどうなる?
おそらくは2つの道、あるいは両立させる。
所属している組織で働く意味がなくなり組織を離れていく。
組織で生きていくために本物のリーダーシップの発揮をやめる。
両立できる人、所属組織ではリーダーシップを発揮せず給料をベーシックインカム的にもらって、副業など始めてリーダーシップを発揮し、自身のモチベーションやプライドを保つかもしれない。
まぁそこまでできる人の市場価値は高いから、転職もすぐ決まりそうですね。
変化を起こすリーダーシップが欲しい、それはどのフェーズか?
創業期(新規事業を起ち上げ期でもよい)
この時期は変化が必要。
でも新規事業やりたいと言っていても役割だけのリーダーが幅を効かせて、リーダーシップを発揮させないのは、ハッキリいって次のステージにはいけない。
成長期
事業が成長してタイミングで、次のフェーズ「安定期」の準備をしていきたい。成長期は活力があるので、そのタイミングで言語化していくのは良いのでは?
リーダーシップとはなんぞや?
リーダーとはなんぞや?
この言語化は大事ではないか?
安定期
リーダーシップとリーダーが言語化されて、それにより組織も人が動き、事業が安定していれば、それは素晴らしい組織文化を持っている。
あと今後考えてみたいテーマなんですが、
安定期のタイミングで、「変化を起こすリーダーシップ」について定義するためには、何をどう考えるべきか?
衰退期
さて、事業も衰退期に入った時、変化は確実に必要。
これまでの延長なら落ちていくのみ。
ここで、リーダーシップを発揮できるか?
役職だけのリーダーは、どう行動するのか?
答えは1つ。「本物のリーダーシップを発揮できる環境にする。」
あとこれ。「そして推進する方法は皆さんの組織の中にある。」
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組織を超えたリーダーシップについて考えるマガジン
不定期ですが、組織を超えたリーダーシップについて1テーマづつ書いていきます。これは自分自身も組織を超えた働き方にシフトしている状況なので、それを冷静に、客観的に見ていくため。という意図もあります。興味ある方は是非。
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