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ハリウッドの時給制は「大人の関係」を築く働き方 - 気になるPodcastメモ
「組織」を考えるメディア、Organize。2025年1月22日の内容が非常に面白かったので、noteに気になった点をまとめます。
究極のジョブ型、ハリウッド・アーティストの「正社員でも時給制」という働き方
正社員なのに時給制
「正社員なのに時給制」、ハリウッドのアーティストの働き方は、企業で働く日本人は正直意味が分からない人が多いと思う。
終身雇用と月給制が根強い日本では、時間で報酬が決まる働き方は、どこか不安定で割り切れない印象を与えるかもしれない。しかし、この一見「機械的」な制度こそ、クリエイティブな才能が集まるハリウッドで、プロフェッショナル同士の「大人の関係」を育む土壌となっている。
ハリウッドの時給制はジョブ型の完成形
ハリウッドの時給制は、個人のスキルと経験が市場価値に直結するジョブ型雇用です。映画制作はプロジェクトごとに組成されるため、雇用は流動的。企業は職務内容を明確に定義し、必要なスキルを持つ人材を時給で雇用する。時給は個々の市場価値に応じて変動し、経験豊富なアーティストは高時給を得る。
クリエイティブ職でも「残業は絶対ダメ」
特に面白かったのはクリエイティブ職でありながら「残業は絶対ダメ」という時間管理だ。時給制はコスト意識を根付かせ、時間内に最大の成果を出す効率性を追求する。
仕事の見積もりはアーティスト自身が行う
仕事の見積もりはアーティスト自身が行い、上司はそれを尊重する。例えば、「3日かかります」と言えば、「OK、3日間でお願いします」となる。
予定より早く終われば、次回の時給は上がる。余った時間を他の仕事をお願いするという事はしない。
上司の評価は、部下が辞めないか、契約通りに品質と納期を守れているかで決まる
上司の評価は、部下が辞めないか、契約通りに品質と納期を守れているかによって決まります。そのため、上司は部下が働きやすいように気を配り、サポートすることを重視する。
大人の関係
職務と報酬の明確化、成果主義の徹底、そして何より従業員をプロフェッショナルとして尊重する文化こそが、これからの組織に求められる「大人の関係」を築く鍵となる。
厳しい機械的な制度設計と人間的な温かさの両立にヒントがあるのかもしれない。
気になったら、ポットキャストを聞いて欲しい
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