組織を超えたリーダーシップ。その10『予想不可能な世界への対応力』
2019年3月に書いたnoteを再編集しています。
組織を超える、これは予測をすることがより困難になること。
この「予想不可能な世界への対応力」についてが本日のテーマ
組織を超えたリーダーシップを発揮するには重要なスキル。
本日のお供|21世紀を生き抜く3+1の力
生き抜く3つの力
・考える力
・共創する力
・進化する力
21世紀を生き抜くための「考える力」
「考えて決める人」vs「実行する人」という役割分担が薄れ、一人ひとりが自分の頭で「考える」時代になる。
「考える力」が重要になる。
現状の多くの企業はどうか?
少数の「リーダーという役割の決定者」が
・他社事例主義
・右にならえ主義
・既存事業の延長線上主義
で「判断」している企業が多いのではないか?
それは「決断」ではない。リスクを取っての「決断」ではない。
「決定者」の「考える力」を優先的にアップデートしていかないといけない。
21世紀を生き抜くための「共創する力」
多様な「専門性」をもつ「個」が、「国家」や「企業」という枠組みを超えて機動的にコラボレーショ ンする「共創」の時代になる。
専門性をもつ人々が「ぱっと集まり、ぱぱっと問題解決をし、ぱっと解散する」ような、機動的なプロジェクトチームワークが増える。
ガートナー社、2010年「The Future of Work」
企業ベースからプロジェクトベースになっていく。
ちょいと話しがそれますが、以下の記事は1年前の2019年2月に話題になったもの。今でも怒ってるのだろうか?
「若手技術者が年収800万円を要求、怒った課長の非常識さ」
「優秀なプログラマーを採用しようとした某企業。応募してきた若手技術者に『年収800万円以上なら就職してもよい』と言われ、面接官の課長は『私の給与よりはるかに高い』と怒ったそうだ」。Twitterでそんな話をつぶやいたら大反響があった。まさに日本の常識は世界の非常識である。
怒った課長のいる会社では機動的なプロジェクトワークなんて不可能でしょうね。と、それはさておき、専門性・専門家を軽視している会社は、もう限界、ほっといても市場から退場するしかなくなるけどね。
企業の中の階層組織をいつまで続けるのか?
21世紀を生き抜くための「進化する力」
やってみて、その反応を見て修正する。この一連のプロセスを繰り返す、継続的な「進化」を前提とした時代になる。
予測不可能かつ複雑なタスクが、仕事の大半を占めるようになる。
「やってみて」は難しいよね。
なぜなら「やってみて」失敗するとマイナス評価になる。
そういう人事制度がまだ蔓延っているから。
「やらない」選択肢のほうが会社の中での生存戦略または出世には正しいという歪んだ世界。
でも
予測不可能な世界において、進化をしないといけない!
これ頭で理解してても、やらない人多い。
逃げ切れると思っているのか。
さて、そろそろ始めようか。
「組織を超える」には進化が必要だからね。
---
組織を超えたリーダーシップについて考えるマガジン
不定期ですが、組織を超えたリーダーシップについて1テーマづつ書いていきます。これは自分自身も組織を超えた働き方にシフトしている状況なので、それを冷静に、客観的に見ていくため。という意図もあります。興味ある方は是非。