組織を超えたリーダーシップ。その3『働く型(タイプ)』
人材にはいろいろな型があると言われています。
T型
現時点で私が一番よく聞くのが「T型」人材の話。
深い縦の専門性と広い知見を持つ人材。つまりTの字の形。
企業人に必要なタイプであると。
I型
でも日本にもっとも多いのは1つの分野に精通する(旧来型の)職人気質の人材で「I型」。深い縦の専門性のみということ。
H型
そして1つではなく、2以上の専門性を持ち、その間を自由に往復しているのが「H型」。例えば2枚目の名刺を持っている人もこちら。
文献などはあちこちにあるのですが、とりあえず参考文献として以下を。
H型とも少し違う、インタープレナー
最近、インタープレナーという働き方について話を聞く機会に恵まれています。H型とも少し違う越境人材。私もそういう働きをしてみたい。
ちなみに、イントレプレナー(intrapreneur / 社内起業家)ではないです。
インタープレナーです。
インタープレナーの定義を整理
※私のイメージで言語化しています。
イントレプレナーとは、複数のキャラクターを自在に使い分け、複数の役割を果たしていく。しかもそれぞれの境界線が極めて曖昧。企業の枠にこだわらず、自分の持つリソースと、社会に点在するリソースをつなぎ合わせながら、自らの目的を実現する人。
例えば、
大企業A社では正社員としてプロジェクトマネージャーとして働き
大企業B社のお手伝いを週3時間ほど副業的にやりつつ
スタートアップのC社の経営に参画しつつ
D社を自分で起業する。
それぞれが個別に動いているわけではない。例えばA社のプロジェクトを進めていたら、C社にも関係がありそうだから、巻き込んでしまおう。極めて曖昧、流動的。
そこでは役職はほとんど意味をなさず、自分が何者であるかを定義、そして他者に説明ができる。自らの「目的・使命」とセットでプロとして自由に働き、様々な変化を社会に起こし、価値を創っていく。
そういう人材のイメージ。
こんな人材が求められている時代がくる。
私はそういう働き方をしたいし、そういう人を導いていてもいきたい。
リーダーを育成することも多々あるので、自分と向き合うという視点でも言語化していきたい。
まぁせっかくの年末年始の時間なので、色々と整理、そしてアウトプットするためにこのnoteを書いています。
参考は以下より「インタープレナー」についての記載もあります。
組織を超えたリーダーシップについて考えるマガジン
不定期ですが、組織を超えたリーダーシップについて1テーマづつ書いていきます。これは自分自身も組織を超えた働き方にシフトしている状況なので、それを冷静に、客観的に見ていくため。という意図もあります。興味ある方は是非。
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