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組織を超えたリーダーシップ。その24『プロジェクトマネジメントに必要な「組織認識力」というコンピテンシー』

2016年の本「外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント」、何処かのコワーキングかなんかでサラッと読んだだけの本。先日Amazonでレコメンドされた。何となく覚えていて、非常に気になったのでポチった。次の日には手元に、便利な世の中だ。

外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント

いわゆるPMBOK的なアプローチの本ではなく、生々しいテクニックが満載(私も多様しているテクニック) 

その中で本日は「プロジェクト関係者の裏マップ」の話しをnoteに書きたい。

プロジェクト関係者の裏マップ

プロジェクトをスムーズに進めるためには、後ろ盾が必要。その後ろ盾を強固なものにするためにまず裏マップを作る。この裏マップで、影響力が高くなおかつプロジェクトにネガティブな人(いわゆる抵抗勢力)をどうやって封じ込めるか。または仲間(ポジティブ)になってもらうか。を把握する。

プロジェクト関係者の裏マップの書き方

・縦軸:影響力の大きさ(高←→低)
・横軸:プロジェクトに対する態度(ポジティブ←→ネガティブ)
の図を用意し、そこに基本的に偉い人をプロットして可視化。

「裏マップ」を用いて、どのルートで「影響力が高くなおかつプロジェクトにネガティブな人(いわゆる抵抗勢力)をどうやって封じ込めるか。」を考える。

社歴とネゴシエーション

社歴が長くてプロジェクトワークをスイスイってやっている人がいるとする。その人は社内の裏マップは頭の中に入っていて、だからわざわざ可視化していないかもしれない。でもその人はプロジェクトが始まる前や最中に、大体調整している。あらゆるルートで「ネゴシエーション」。抵抗勢力を封じ込めている。

ネゴシエーションはプロジェクトワークにとって必要不可欠

プロジェクトの方法論とか、WBSの書き方とか、組織のルールとか、権限とか、いろいろあるけど、プロジェクトワークは、まずこう言った「ネゴシエーション」がとても大事だったりする。

正論だけじゃ通用しない。真剣に考えた方がいい。

専門的には「組織認識力」というコンピテンシーというようだ。(上記の本による)組織を越えてリーダシップを実行できるようになるには、この部分も非常に大事な部分。


組織を超えたリーダーシップについて考えるマガジン

不定期ですが、組織を超えたリーダーシップについて1テーマづつ書いていきます。これは自分自身も組織を超えた働き方にシフトしている状況なので、それを冷静に、客観的に見ていくため。という意図もあります。興味ある方は是非。


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柏木誠|プロジェクトデザイナー
アレとソレを組合せてみたらコノ課題を解決できるソリューションができるよね?と言うパズルをやるような思考回路です。サポートして頂いた費用は、プロジェクト関連の書籍購入やセミナー参加の資金にします。