【Review】Venba
INDIELiveEXPOでひとめぼれ
インドからカナダに移住した女性、Venbaが主人公のクッキングゲーム。2023年12月時点で日本語の翻訳版はなく、英語オンリーです。
INDIELiveEXPOにてローカル文化賞を受賞
カラフルでキャッチーなビジュアル&美味しそうな料理が見事に刺さりまして、購入決定と相成りました
英語が全くできない?
翻訳アプリのDeepLを使えば大丈夫!
会話文が中心なので、それほど苦労はしませんでした
私的おすすめポイント
色鮮やかでキャッチーなビジュアル
ゲーム開始画面からもうおしゃれ!
チャプター選択がアルバムなのも「家族」がテーマの本作にピッタリ合っていて素敵です。
チャプターを進めるごとに埋まっていくアルバムを見るのも楽しい!
美味しそうな料理と遊びごころ
Venbaの母のレシピ本を元に料理するのですが、所々破損しているのでヒントから推測して料理を作り上げます。
それほど難しくありませんし、彼女の思い出話を聞きながらあれこれトライしてみるのも楽しいです
料理がどれも美味しそうなんですよね。
蒸しあがったホカホカのイドゥリ、ジュ―っとスパイス・具材を炒める音、これだけでもお腹が空くこと必至。
思わず南インド料理のお店をGoogle検索していました。夜中にプレイするのは危険…!
イドゥリに顔を描いてみたり、プトゥをロケットに見立ててみたり。家族を楽しませるための遊びごころも良いですね
音楽へのこだわり
場面ごとのBGMも料理中に流れる音楽も魅力的です。
料理前に必ずラジオのスイッチをオンにするVenba。自身のルーツに愛着と誇りがあるんですね。
Steamでサントラも発売されていたので早速購入。Venbaを見習って料理をするときに流してみようかなあ。
プレイを終えて
Chapterは全部で7つ
各Chapterがコンパクトにまとめられているため、プレイ時間は然程かかりません。
英語が大の苦手で、ゆっくり丁寧に読み進めていた私でも5~6時間ほど。さっと読める方ならもっと早く進められると思います
コンパクトながら、妊娠発覚~息子が成長して独り立ちするまでのVenbaの半生を辿ることができます。
異国の地での子育て、職探し、言葉の壁、息子との軋轢など悩みが尽きないながらも生活を続ける彼ら。嬉しいことも辛いこともあるけれど、それをまるっと飲み込んで進んでいくんだろうな、と思います。
まるで一本の映画を見ているような良作でした
楽しいばかりでなくビターな部分もありますが、皆さんにもきっと刺さる部分はあるはず!
カラフルで美味しそうな南インド料理作りを楽しみながらVenbaとその家族たちの人生に寄り添ってみてください
〈公式サイト〉
〈steam紹介ページ〉
〈サウンドトラック〉
※お得なバンドル版もあります。おススメ!
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