毒親？問題解決、私の場合

昨日は母の83歳の誕生日でした。
私は今年のお正月やっと「産んでくれてありがとう」を言うことができ
またメッセージに書きました。

しかし親に対して複雑な思いがあって
長いこと絶望のような乾いた気持ちでいたのです。

それが変わったのは、
去年、何度目からの恋愛が終わった時に
同じパターンを繰り返していることに愕然としたことが
きっかけ。

恋愛って、親との関係性がモロに投影されるんですよね。

自分を深掘りし、
コーチングやカウンセリングがメジャーなアメリカ在住など本音を語れる友人たちとほぼ毎日line川で語るうちに、
子どもの頃から
私は親に気持ちや感情を伝えてこなかったことに気づいたのです。

何故できなかったのか自分自身の感情に向き合いました。

離れて暮らしているので年齢から言ったら
コロナで行き来が憚られているうちに
もう会えずに死んでしまうかもとか。

いろんな要因が重なって
今まで子どもの頃から抱いていた
怒りやネガティブな感情、本当は愛が欲しかった感情、
だけどあなたたちのことは好きです。産んでくれてありがとうと
どうしても伝えたくなった。

ただ実際は感動的な場面というよりは
なんだか滑稽でした。

コロナの合間でようやく帰省した折に、
ふとした日常のやりとりで
ああ、こんな風に子供の頃からいつも
私の気持ちを受け止めてもらってこなかったなという
事件が起こり、それを言ってみた。これがことの発端。

父、お前は自分の感情を受け止めてほしいが、こちらの気持ちを考えてない、それはどうなんだ、パパもママも血圧が上がって命の危険に晒している、それでも自分を受け止めてほしい、そんな勝手をしてることについてどうなんだ⁉️え？自分さえ良ければいい、という考えなんだな。

母、私が生まれた時どれだけ自分は一生懸命だったのか。これもしてやった、あれもしてやった、なのにあんたたち（妹含む）は、悪いことだけ記憶して恨むんだね。そういう性格なんだね。もっとひどい親だって、何事もなくやってる人もいるのに。

悪いと言ってない！と言ったら
父が悪いと言ってるのと同じだ、と。

結局3人とも
「自分をわかってくれ」と大声で言い合っている。
私が15歳の時とおんなじことを
父89歳、母82歳、私57歳でまだやるか！？と
バカバカしくなってしまった。

それでも私は父も母も好きだし
産んでくれて感謝してると言ってみました。

そしたら母が泣いたのでドラマのように
なるかと思いきや、
「私はパパと出会えて本当に良かったわ〜」と
自分の人生に感動した涙でした。

どこまでも分かり合えなさ過ぎて
滑稽すぎて
怒りや絶望も消えてしまって
「じゃあ、私も言いたいことを言おう。
分かり合えない前提で」と、
自然体で付き合えるようになったのでした。

もっと若い頃に話してたら
また違った人生だったのかもしれません。

でも親も頭がまだ冴えてるし
生きているうちに伝えることができて
良かったな
それが私のタイミングだったと思っています。