今日初めて藤井風さんを知りました
今更ですが、私、今日初めて
藤井風さんて人を知り➕その音楽聴きました。
秒で泣きそうになりました😭
切ない歌声、
心の琴線に触れるメロディ
心が一気に20代に吹っ飛んで
40年前にワープしてしまった。
これはヤバいです。ハマる。
ご存知の方は今更何言ってんの?
ですよね?
実は今朝、同級生だった友人
(さほど親しくなかった)から
こんなLINEが来ました。
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ウチの娘、時々メメリーヌ
ありささんのwebや動画を見てるようです。
娘が藤井風のファンで、
「満ちてゆく」
という曲があるんだけど、
「この曲、ありささんが
言っていることと凄く重なる!
ありささんこの曲どう思うか、
聞いてみたい!」って。
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で、聴いてみたんですが
冒頭からその世界に
引き込まれてしまった。
この曲は映画『四月になれば彼女は』の
主題歌として作られた藤井風さんの
初ラブソングとのことです。
私世代だとこの映画タイトルも
ハマりますよね
サイモン&ガーファンクルの
「April come she will(邦題:4月になれば彼女は)」!
LPレコード(死語💦)持ってて
よく聴いたものです。
このApril come she willの
歌詞もまた切ないのよね。
愛おしい恋人たちの日々も
季節が巡ると変わってしまう。
ここで詳しくは書かないけど。
藤井風さんも
どんなに愛おしかったり
大切であっても
全ては移ろいゆく
そのことを受け止めて
手放して
…満ちていく
と歌っている。
私にはこの最後の
満ちていく、が最初ちょっと
わからなかったけど
映画の原作者、川村元気さんは
こう言っています。
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…誰もが、十代の頃の恋を瑞々しく語る。
あの頃の気持ちはいったいどこに消えたのか?
恋愛を前にして、人間は
悲しいくらい生身にされてしまう。
でも僕は、それこそが美しいと思いました。
だから「恋愛がなくなった世界」で、
それを求めてもがく男女の物語になった。
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そうか、まさしくそれ!
この楽曲、
「満ちていく」の世界観は、
狂おしくも美しい恋愛への
憧憬。
どんなに美しくて珠玉の
日々があっても
ものごとは移ろっていく。
その切なさも
受け入れたなら
心がヒタヒタと
温かいもので満たされる、
そんな感覚。
ああ、ほんとに20代の頃、
ヒリヒリしていたなあと
今日は朝から
しみじみしました。
この「満ちていく」が私のどの投稿に
重なったのかわかりませんが、
私自身忘れてた、だけど
奥底にあるこの「切なさ」への波動を
その娘ちゃんがキャッチしてくれたとしたら
なんという素晴らしい感性なのでしょう。
細々と?続けてるSNS、
誰に届いているのか不安で
落ち込むことも多かった
今の自分の感情と
この藤井風さんの「満ちていく」が
重なって、なんだかジーンときた出来事でした。
同級生の娘ちゃん、
こんな素敵な世界を
教えてくれてありがとう。