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HSPの特徴は傷つきやすさではない

「敏感すぎる私の活かし方 高感度から才能を引き出す発想術/
エレイン・N・アーロン」

この本でHSS型HSPとわかってなんか嬉しかった。

というのは、まるで解像度の高いカメラか、
希少なモルフォ蝶みたいになった気分になったから。

HSPとは(Highly sensitive person)の略で、
高度な感覚処理感受性を、気質として持つ人のことを指します。

病気や障害ではなく、背が低いとか高いみたいな特徴でしかない。
それが、世間的には「生きづらさ」や「傷つきやすさ」ばかり
フォーカスされてるのはちょっと意外だった。

確かにHSPは特徴的な気質だけれど、
それは良い面と悪い面両方を備えた中立的なものだと
アーロン博士は述べていて、私もそれに一票です。

その特徴を端的に表したものがDOES。内容は以下の通り。

Depth of processing
処理の深さ

Overstimulation
刺激に敏感

Emotional reactivity
情緒的反応

Sensing the subtle
些細なことにも気づく

なんですよね。

人と同じ道を散歩していても
私だけ心をワクワクさせるもの(虫だったりします)と出会えていたり、
好きな歌をカーステで流しながら通勤の車中で
1人カラオケ状態で一日ハッピーな気持ちでいられたり。

HSS型HSPであることは
私の幸福度をものすごく高めている面もあると思う。

人と違う感性とか音や色に敏感なことが
ネガティブに働いてしまう環境の問題なのであって
その人の特性がネガティブなわけじゃないと思うのだけど、どうでしょう?

そういう訳で今日は
合っていない環境にいて
持っている能力が全て失われたような感覚に陥いっているHSPの仲間へ
この本に書かれている素敵な言葉を届けたいと思います。


自分の感情を受け入れること。

自分の感情を恥じないこと。

そうした感情に対処できると信じること。

その感情が永遠に続くわけではないと信じること。

希望を抱くこと。


「敏感すぎる私の活かし方 高感度から才能を引き出す発想術/
エレイン・N・アーロン」(パンローリング株式会社)


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メメリーヌありさ
東京日野市で、「誰でも」「無料で」「アートを介して」「自分らしく自由にいられる」月一回の居場所活動をしています。ご興味ある方はFacebook、keyluck_doまでメッセージを。良かったらサポート頂けると嬉しいです。