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本当はめちゃくちゃ嬉しかった。

お父さん

たくさんの愛情と笑顔をありがとう。

若いころはとても厳しくて

顔を合わせるといつも険しい顔をしていたので

面と向かって話をする事も出来なかった。

でも50才で転職してからは人が変わった様に

優しく接してくれるようになった。

そのおかげで、少しずつ話出来るようになりました。

本当は、ぼく達の事を愛してくれてたから

きびしく接していたんだね。

兄と弟に知的障害があるから

僕にいろんな負担にならないようにもしてくれました。

僕が就職して間もない時の5月にも

時間が無いのに東京に来てくれて

「長男は三男の将来は気にしなくても良い。

自分のやりたい事に突き進んで良いんだよ」

「今はまだ夢を持たなくていい。まだ就職したばかりで

これからたくさんの出会いを通して、夢を見つけなさい」

って言ってくれましたね。

あの時は言えなかったけど

本当にめちゃくちゃ嬉しかったんだよ。

まだ夢は見つかってないけど

お父さんの様に、家族を一番に考え

愛情いっぱい、注いでいきます。

相変わらず上手く表現は出来てないけど

お母さんと兄・弟の事は心配しないで大丈夫だからね。

いままで本当にありがとう。

天国でもお元気で!

弔辞を書くことで自分と向き合うことができて自分の人生において本当に大切なこと、大切にしないといけないことがより明確になった。(50代男性)


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