プリンセスは煙草を吸う
我慢できなかった。もう。
4年目にして、初めて同じ部署内の人に
自分が思ってることを吐き出した。
しかも、吐き出した相手は「マジ嫌い!苦手だ!」と思ってたおじーちゃん。
きっかけは、上司からのテキトーな仕事の
振られ方。いつものお決まりのパターン。
上司が受注とる
→私にふられる。
→私が技術の人に依頼する。
その後のお客さんとのやりとりを行う。
最悪なのが、上司は希望的観測が大いに入っている、最短納期で見積もりを提出していることが多い。余裕持った納期で出すよね、見積書は。
しかも指示がマジ適当。
型番の特注って言っても、特注のパターンがいくつかある。お客さんとのメールのやり取りも、特注品の内容を話していない笑
①過去に作っていただいた仕様
←客のメールからのword
②型番の特注
←特注っていうこと以外、何にもわからん
③製品台帳にある一言二言
←ただのコピペ
3つの情報から、その客先に該当する型番の特注品を新規で開発した際のフォルダを探し当て、技術の人にメールで投げてみた。
「外注にはこの資料を出せば、製造いただけるでしょうか?」
「外注に依頼する前に、こちらでやるべき作業、揃える部材はありますか?」
メールの返信は以下の通り。
「特注品の仕様について、もう少し詳しく教えていただけますか。」
えっ、ガーン。技術の方…。
かたや、当の上司は注文書送付をなしにした
言い訳を並べている。
言い忘れとった。
この上司、面倒臭いのかか知らんけど
メール上の文字だけで、客先に値段を知らせる&注文があったことにしちゃうんだよ。
70万超えの注文なんだけどなw
「メール上でも法律的には注文は成り立ちます。」「過去を参考に送付なしにしました。」
あ?過去は過去。注文書があることで避けれるトラブルがあるのに、法律的に注文は成り立ちます。じゃねえ。
引き換え、何回も過去の履歴やマニュアル、
客先のメールを読み返しまくる私。
再度、情報を洗い出して、客先がどういった動作を実現したいかを、箇条書きにまとめていく。
もはや何の感情かも分からないのだが、
ちゃおとか少女漫画の描写のように
目がウルウルに。ぴえん🥺
すると技術の人から以下、返信。
「提示していただいたフォルダが今回の特注品に該当しますね。」
よかった、まだ無駄にならなかった時間が。
その他にも、新しく入った方は助っ人的な
業務さえやればいいと思っておられるのかも?
という疑念が確信になってしまった。
「営業担当は誰ですか?」
貴方も営業ですよ。正社員だよ。
一言もなく、私の名前の印を見積書に使われることは嫌なのはお伝えできたと思ったら、上記の発言。え…えー!
問い合わせ対応→見積もり→受注→発注→入荷→技術の人への検査依頼→納品 という一連の流れを一通りやれるようになっていただきたいのに。認識が違うかも。
どういう条件で採用された?
しかも中途のわりに1から10まで、指示されないと動けないのかもしれない。
「さっきの特注品エピソードと矛盾してるジャン!」と言われそうだが、違います。
広告掲載が可能かの問い合わせで、過去掲載を行った際のフォルダ、請求書まで提示したのに、どうやら依頼時のメールそのものを見たかったらしい。
請求書の内容でページ数、白黒とか…。
最低限のことは分かるよね。
私も「この内容と過去の入稿用広告を添付して依頼すれば、先方もお分かりになると思いますよ。」とサポートしたのに。
お前に一回一回メールを提示せんといかん?
そりゃ入って数ヶ月だし、分からんし、
こと細かに指示もらいたいよね。
でも「ドウスレバイイデスカ」じゃないよね?
分からんなりにさ。
「ここはこうですか?」
「このやり方でOKですか?」
「こういう風に想定しているんですけど?」
もう少し、質問の仕方、答える側の分かりやすいように工夫してくれん?
中途だよね?私より社会人経験長いじゃん。
諸々が溜まってしまって、口から小声で
「死ね」と複数回唱えながらメール打っていた。
思わず、帰り際におじーちゃんに正直に話した。社屋におじーちゃんしか人がいなかったから。
塩梅が合わないこともあったけど、概ね私が思っていること同意見だった。
「自分の正しさ押し付けてくんな。」
「デリカシーなさすぎだよ!」
とおじーちゃんに対して思うことがほとんどだけど、ほんとに人がヤバい時にトドメをさす人ではない。
以下、キレキレなおじーちゃんアドバイス。
「自分ができてるかなんて脇に置いといて
上、上司にドンドン言わなきゃ。」
「10思ったことを言ったって、3くらいしか
相手に伝わらないこともあるのに、言わないで黙ってたら0だよ」
「もうすぐリタイアだから働かないのか。
それとも面倒臭いのか。どっちなのか。
後者だったら早く辞めて貰えばいい。」
ツンデレしちまうが、ありがとうおじーちゃん。
「貴方もここが出来てないじゃないか、他人から見たらこうだよ。」とかグサっとくること言われるだろうし、自分でも思ってきた。
でも、もうなんかいいや。
「伝えてみよう。」という気持ちに傾いている。
うまく伝えるという、魅せ方は多少必要だろう。
掻き回しすぎて、味方してくれる人がいなくなって一人になったら、もう辞めればいい。
ひょんなことから「当の本人にこの記事がバレるかな?」とヒよるし、その方たちは決して悪人ということではない。
本来はこんなに具体的に書くべきではない。
事実は、職場の仕事分担がグチャグチャで、認識違いもおあり、仕事ぶりの怠惰や能力の差から生まれる、無駄もかなりある。
といったところ。
でも、私は「首を切るくらいのことをやんないと、私が辞めてやる!」くらいの憤慨モードか、「実は…」みたいな真摯モードのいずれかを選択し、キャラを作った上で、上がどんな反応をするか試してみよう。
しおらしくプリンセスのように、相手を傷つけずに聞き入れてるけど、心の中は煙草吸って、煙吐いてっからな。
静かな目で、中指を立てて。
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