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或る列車展

10月に始まった『100年の時を超え甦る或る列車展』がどうしても見たくて、横浜にある原鉄道模型博物館に行きました。

ここは原信太郎氏が作った博物館で、模型博物館とは言ってるけど何処の鉄道博物館のジオラマよりも出来が凄い所だと私は思っていて、今回は2回目の来場でした。

原鉄道模型博物館

駅からは少し遠い上に、案内の看板も少ない為、本当にここが博物館よね?と思う外観で、2回目でもきっちり迷いましたが、無事に到着しました。

入口すぐに或る列車パネルがお出迎えしてくれてテンションが上がりました。
写真だとわかりにくいのですが、隣のドアと比べてみていただきたいのですが、とんでもなく大きなパネルです。

或る列車展パネル

或る列車は九州で走っていて、そー言えばこないだ渋谷で見かけたなんて事は絶対になく、九州まで見に行くか、乗りに行くかしないと東京の私はすれ違う事すら出来ないレアな乗り物です。

模型から列車を作る

そもそも模型になった初代のある列車は明治時代に九州鉄道の依頼でアメリカで作られ、実走する事の無かったものらしく、その当時あった、ある列車の車体を原信太郎氏が模型にしており、今も残るその模型を元に現JR九州が復活させた奇跡の乗り物が今の或る列車です。

そうなってくると原信太郎氏とは一体何者?と思わされるのですが、この原信太郎氏は中々の人物で、開業した時に最初に配られる001番の切符のコレクションをする為に、開業の2日前から駅で待ったり、模型の車両やレールを改造して模型とは思えぬ走行音を出したりする人物で、ただの鉄オタと言えるレベルを遥かに凌駕しております。

模型らしからぬクオリティ
唐草模様が特徴

或る列車に興味がある方は是非どうぞ。私は大満足でした。

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