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スピカタブラ-繋がるアイヌとのご縁-

昨年末から強制的に家でじっとしている時間ができたことで様々色々なキーワードが私のアンテナに引っかかる。それらがなんなのか謎解きのような時間が続いて、それがここへ来てまた繋がり始める。

ジュエリー創作も一年の内に一番静かな1月、2月。それでもおかげさまでオーダーを頂き、制作の時間も寒さで早めに切り上げつつ、骨折した猫のお世話も兼ねながら久々にパソコンに向う時間。

ホームページの修正や見直しなんかをしながら、今一度2019年に愛芽のブランドネームにしているアイヌの神謡からとった
「銀の滴ふるふるまわりに 金の滴ふるふるまわりに」という
このフレーズが入った神謡をまず読んで知ってもらいたいなという
兼ねてからの想いがふっと湧き上がってきて、改めて以前この神謡をアイヌ語と共に読むことができた唯一といってもいいサイトへもう一度飛んだ。

よくよく読んでみるとこのサイトを作られた方はアイヌ語の電子辞書を退職後10年以上かけて作っていらっしゃる富田さんという方。そして、「この物語を書物のように楽しめるソフトを無料でプレゼント」と書いてあり、私の想いを書いてメールをした。

直ぐに丁寧にご返信を頂き銀の滴の物語のアイヌ語と一緒にしたデータを送って下さった。

そんな東京に住まわれている富田さんは地理にも詳しく私が住む宮田村という場所も知って下さっていて「星がきれいなのでしょうね。。」と書いてあった。

そんなやり取りがあったことを母に話していたら、
「そういえば弟(※母の弟)が我が家の祖先のルーツはどうやらアイヌだったと言ってたよ。」と。

驚き。

母方の血筋にはアイヌだったのだ。

ということは、私にも少なからずアイヌの血を受け継いでいる。調べているとそもそもアイヌ民族を辿ると縄文人に繋がり、必然的に長野県にもつながってくる。

これはまたの機会に書くとして

以前書いた私がアイヌの神謡をブランドネームにした不思議な導きを書いたこのブログ。≫愛芽の創作と繋がったアイヌの神謡

このブログを綴った9月18日は、後に気づいたのだけど、アイヌの神謡を日本語に初めて訳し神謡集を作り、19歳の若さで亡くなった知里幸恵さんの命日だった。

もう必然としか言いようがないことで、更に富田さんは検索辞書そのもののデータも下さった。富田さんはお年を召しており、病みがちとのことで、これ以上アイヌ語の仕事はせず、友人や知人などアイヌ語に興味をもつ方々にファイルそのものやデータは無料で自由にお使い下さいと。

そしてこのツールが少しでもアイヌ語が日本の中で大切にされる未来に貢献することを夢見ていると仰っていて、とにかくこの想いを継いで若い人達に広めていけたらいいな。。いや、そうしなくては。そう思った。

これを機に、もう一度noteを始めて、そこにアイヌの神謡をアイヌ語と共に書いていこうと決めました。そして並行して企画している6月のそらのたねにも丁度のタイミングで繋げられる。

アイヌの神謡集は探してみたけど殆どなく、いやほぼない。
いつかおしゃれな本にできたらいいなぁ。。

更に富田さんから頂いたアイヌ語辞書活用させて頂き、勉強してアイヌ語で文を書けたら素敵だなとも思い始めています。アイヌ語に興味を持つ方にも出会いたい。

そして、わかる人にだけわかる言語として今後の未来にとても必要な気がしてならないし、なんだかちょっとかっこいい笑

なんだか、また一つやる事が増えたようですが、情熱の赴くままに…

兎と梟との繋がりも先日知ったばかり。

「全てが繋がっている」
この意味がようやく本当の意味で解ってきて
ここへきてもう一度新たな梟を創作したくなった。

愛芽/Owl-梟- Necklace/2013

梟ホワイトさんネックレス。欠品につきオーダー頂き、完成。本日お渡し♪

この作品から此処からすべてが始まったのかもしれない…🦉✨


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