伝説のスタフィーはゲーム苦手な人も得意な人も楽しめる良いゲームでした

 先日「伝説のスタフィー」を遊びました。
 初回のエンディングまでのプレイ時間は3時間40分。エンディング3までにかかったプレイ時間は9時間30分でした。
 メインシナリオだけなら1日でクリアできる程度のボリュームで遊びやすかったです。ただシナリオクリア後の宝物探しが地味に時間かかりましたが。

 「伝説のスタフィー」は2002年9月6日にゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売されたアクションゲームです。
 愛らしいヒトデの王子スタフィーのドジでテンカイから「ふしぎなツボ」を落としてしまい、それが原因でテンカイに嵐が吹き荒び、スタフィーはテンカイから海へ落ちてしまいます。
 海に落ちたスタフィーはハマグリのキョロスケをはじめとした様々なキャラクターたちの力を借りてテンカイへ戻ることが今作の目的になっています。

 遊んでいて「星のカービィ」と近いものがあり、かといって簡単すぎない良いゲームバランスでした。
 これからプレイして感じたことを書いていきます。


操作、難易度について

 伝説のスタフィーはステージクリア型のゲームで、ステージ開始してステージのギミックを解いてボスを倒すまでが1ルーティンとなっています。
 今作は特に遊びやすい印象があり、それは操作しやすさとリトライがしやすい点が挙げられます。

 スタフィーの主な操作は水中と地上で分かれており、水中はスタフィーがすいすい泳いで進むのでその移動が滑らかで攻撃もスピンアタック(体当たり)など複雑な操作が必要なく感覚的に遊べます。
 地上は水中と違い泳ぐ操作ができない等やや操作が難しい部分もありますが、ジャンプした際に滑空してふんわり着地できるのでそのあたりはカービィのホバリングに近い難易度緩和だと感じました。

 今作は体力制で最大体力5で操作できて、敵の攻撃を受けて体力が減ってもステージ中にある「しんじゅ」を5個集めることで体力1回復できるので比較的回復しやすいです(しんじゅはあるところには6~10個は普通にある)
 そして何より壁に潰されたり足場のないところへ落ちても体力が1しか減らず、その手前から再開できるのでアクションゲームあるあるの即死がないのも初心者に優しい部分だと感じました。

 これを踏まえて伝説のスタフィーは遊びやすい初心者向けのゲームですが、ただ簡単なゲームというわけでもないです。
 ゲーム終盤やクリア後要素はそこそこ難しく、油断するとゲームオーバーになることも何回かありました。
 しかしアクションゲームが苦手な人でもがんばればクリアできるレベルなのでゲーム経験者を視野に入れつつ、ゲーム苦手な人も楽しめる配慮がありました。
 ボス戦は攻略がシンプルなので攻略がわからず詰む・・・・・・ということはないと思います(個人差はありますが)

 余談ですが、今回はSwitchのSwitchオンラインで遊びましたが、携帯モードで遊ぶとゲームボーイアドバンスで遊んでいる気分になれるので可能であればおすすめです。

まとめ

 実際にプレイした感想としては上記の通り操作は感覚的にできて、愛らしいキャラクターばかりなので和やかな気持ちで遊べてよかったです。
 敵も悪いやつと言えばそうなんですが、どこか憎めないキャラが多く好きになれました。
 ただしキョロスケ、テメーはダメだ。

 キョロスケは次回に期待するとして、今作は時間がなくてあまりストレスをかけたくない人にもおすすめできるゲームになっています。
 メインシナリオだけでも3時間~4時間程度でクリアできるので気軽にプレイできますし、ゲームバランスも絶妙なのでアクション苦手でも得意でも楽しめると思います。
 やりこみ要素もクリア後にあるのでそういうのが好きな人もいけますね(むしろメインシナリオよりボリュームがあるとも言える)

 伝説のスタフィーは現在任天堂Switchオンライン追加パックを購入するだけで1~3がプレイできるので機会があれば是非。ではまた。

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