リョウマ単騎（withカムイ）で白夜ハードをクリアできるか検証してみた（ファイアーエムブレムif）

　ファイアーエムブレムでぶっ壊れキャラを考えるとファイアーエムブレムifのリョウマが頭に浮かびますね。
　白夜ルートをプレイしていないのもあってまだリョウマは使ったことはないですが、「これリョウマ単騎でもクリアできるんじゃね？」と思いなぜか白夜初プレイをリョウマ単騎(カムイを防陣に添えながら)で挑むことになりました。こいつアホだ。

リョウマ単騎はヌルゲー

　結論を先に言わせてもらうと、リョウマ単騎で白夜ハードクリアできました。
　もうこれでこの記事を読む必要はないですね（えー）

　冗談はさておき、リョウマの特徴は高い力と速さ、高い回避率、強いスキルでしょうか。
　力と速さが高いのでどんな敵でも大ダメージかつほぼ追撃ができるので相手がどんなに耐久が高くても基本的に勝ちます(終章のガロンだけは別)
　しかもそれに加えて高い回避率も有しているので終盤まで敵の攻撃が当たることはほぼありません。その上そこそこの耐久もあるので仮に攻撃をくらっても軽傷で済みます。

　そして特筆すべきはそのスキル。特に「待ち伏せ」と「流星」はぶっ壊れていて、「待ち伏せ」は体力が半分以下だと攻撃を仕掛けられてもこちらから攻撃できるスキルでピンチな状況でも攻撃をくらわずに相手を倒すことができます。
　そして「流星」は技×０．５で発動できてダメージを半分して5回攻撃ができます。つまり相手は○ぬ。

　常に高い攻撃と追撃ができて、ほとんどの攻撃をかわす。スキルもぶっ壊れている。そんなキャラを使えばわかると思いますがどんなゲームもヌルゲーになりますよね。
　ある意味この企画は検証をかねた縛りプレイのつもりだったんですが、縛りプレイなんてとんでもない。むしろリョウマを使わない縛りプレイの方がまだ価値がある。

　それにリョウマの性能自体が単騎向けなところはありますね。
　攻撃されてもかわして反撃で敵を葬る性能が生存力と制圧力に長けていて、他に味方がいなければ敵はリョウマを攻撃せざるを得ないので逆に味方がいらないキャラクターなんですよね。

　一応やる前から「たぶんリョウマは強いだろうから難易度はハードにしとくか」と思ってハードで挑んでましたが、実際それで苦戦したのはリョウマが加入する前と終章だけでした。どんだけぶっ壊れているんだ。

それでも終章は苦戦した

　そんなリョウマさんですが、さすがに終章は苦戦しました。
　終章辺りまで来るとさすがのリョウマさんでも攻撃をくらうようになり、運が悪ければゲームオーバーにもなりました。
　それでもほとんどの攻撃をかわす辺り終章でも大暴れしていたんですが。

　終章はガロンが龍脈で体力を吸収してきたり敵がどんどん沸いてきたりして苦戦しましたが、体力の管理さえ怠らなければ勝てない相手ではないんですよね。
　悲しいのがラスボスのガロンですらリョウマさん相手だと命中率が３４％くらいしかならなかったことですね。それでもすごい方なんですが、ラスボスの威厳を台無しにするくらいにはリョウマさんがすごかった。
　もうコイツ一人でもいいんじゃないかな？

　ちなみに他だと26章も地味に詰みポイントなんですが、これは一騎打ちの関係でリョウマを使えないだけでカムイがマークスを倒すくらいまで強くなっていれば問題ないです。
　なのでカムイはリョウマと組ませる必要があるんですよね。

やってみた感想

　リョウマ単騎で遊んでみた感想ですが、正直つまらなかったです。
　ここまで記事を読んでくださった方は「えー！？」と思うかもしれませんが、それが正直な感想です。

　理由は最初は爽快感があってよかったですが、もう何をしても勝ててしまうので戦略もクソもなかったんですよね。
　あまりに退屈だったので26章までロクに画面見てませんでしたし。
　某ゲームクリエイターはゲームは駆け引きが大事と言っていたように、ゲームバランスが崩壊すると逆につまらなくなるんですね。
　タイムアタックとか狙うならリョウマ単騎は価値があると思いますが、リョウマ単騎はゲームがつまらなくなるのでおすすめしません。というか、はっきり言えば頭を使わないだけの作業になるので時間の無駄です。

　今回の件から俺が得るべき教訓は駆け引きの必要なくなったゲームに価値はない、ということだ。
　ということで今回はその教訓を胸に刻み込んで終わりたいと思います。ではまた。