突然思い立って静岡に行ってきた日記
なんとなく思い立ち、「東海大学海洋科学博物館/自然史博物館」と「沼津港深海水族館」に行ってきました。
・東海大学海洋科学博物館
思ってたんと違う!!
東海大学~とか言うからお堅い展示なのかと思っていましたが、むしろ比較的子供向けの感があります。
駿河湾にフィーチャーした、ローカル色を感じる展示内容です。
科学的な話の展示もあり。
生物を模倣したロボットの展示も結構大きくスペース取ってあり、とても興味深かったです(が写真では伝わりづらい)。ボタンを押すと動いたり、一部は縦横に操作なんかもできます。
そして目玉である、ピグミーシロナガスクジラの全身骨格の展示。
書いてある通り、こんなになっても骨から脂が沁み出してきているのだそう。こえ~
・自然史博物館
個人的にはこちらの方が印象に残りました。
内装や照明の雰囲気と、複製の全身骨格が醸し出すそれとが合わさり、えも言われぬ迫力というか"圧"があります。写真だと明るく見えますが実際はもう少し暗く、荘厳と表現しても過言ではないです。
大きな博物館と違って天井が低いんでしょうかね? 天井に届きそうになっているから余計大きく感じるのかもしれません。
三階建ての博物館で、一階に来ると急に静岡の話になります。
わさびの話とかし始めます。
ショップが割と子供向けのフィギュアとかポップなホビーを多く置いていたのですが、展示そのものの迫力とちぐはぐな感じがして面白かったですね。
どちらも大きな館ではなく、駅から更にバスに乗ってこないといけないというのもネックですが、いい時間を過ごせました。
ちなみに来年で一般公開が終わるそうです。それをTwitterで知って行っとくか~~となったんでした。
・深海水族館
沼津駅から沼津港まで低速EVバスに乗ることになりました。
まずご飯食べようと思い、深海丼が食べられる店に(ちなみに水族館のチケットで割引があるからなるべく逆の方がいいゾイ)
具材は金目鯛、桜海老、デン(オオメハタ)、メギス、ユメカサゴ、深海本海老だそう。どれも美味しかったですが、こっこれはいったい!?!? みたいなのはなかったです。普通においしいおさかなでした。まあそういうワンダーを求めるならもっとディープな店に行くべきなのでしょう……
その後深海水族館へ。
その名の通り、深海に住む様々な生物や、それらをいかに保存したり研究したりするかという手法などが展示されています。
これはシーラカンスのシーラ爺。ずぅーっと僕を待っていたらしい。こわい……あとこんにちはかの? おはようかの? こんばんはかの? みたいななんか夢追翔みたいなことを言っていました。
シーラカンスの標本や冷凍標本はさすがの迫力。ていうか思ってたのの五倍くらいデカいですね。
有名な大きなところばかり行きがちですが、こういうローカル色のある小さめの博物館もいいものですね。今回は鑑賞より移動時間の方が長かったおでかけでしたが、別に苦にならないなという発見もあったので、また時間と金と元気と気力と心の余裕があればどこか行こうと思います。
ていうか平日の昼間の水族館、ほんとうに癒やし……平日の昼間に水族館に行ける権利を一生手放さずに生きていきたい……
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