努力は報われる?①
人として生きていれば一度は嫌でも聞いたことがあるフレーズ
「努力は報われる」
このワードについて少し私の思うところを記したい。
読者はこの「努力は報われる」というフレーズを聞くと
「その通りだ!」と思う人と 「そんなことは無かった!」と思う人、割合はどちらが多いだろうか。
どちらの割合が多いかというのは実際に統計を取らないと分からない。私の予想は3:7で「そんなことは無い」と思う人の方が多いと予想する。根拠は特に無い。ただ私の人生の中での割合がこれくらいというだけである。
さて、そもそも「報われる」とは何なのか。
人は何を持って「報われる」と言うのか。ここでは「目標を達成する」ということにしておく。簡潔に言うと「結果を出す」ということだ。
「目標を達成する」
ではその目標を決めるのは誰なのか。自分か、親か、上司か、社長か、先生か、世間か
例えば「オリンピックで金メダル」という目標があったとする。
この目標を叶えられるのは死ぬもの狂いで努力してきた多くのアスリートの中からわずか1人(1チーム)ということになる。
他のチームはこの記事の「報われる」という定義からすると報われなかったということになる。
逆に目標を「自転車に乗れるようになること」とする。これならどうだろうか。100人が100人とは言わないが特異な理由を覗けば子供の頃にほとんどの人が達成している目標である。
次回はもう少し努力という言葉を哲学的に考えたい
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