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【初心者向け記事】ギャラリーで個展を開く方法(3):搬入・搬出編

こんにちは、メロンパスです。
この記事も今回で最終回ですね。
最後までお付き合いよろしくお願いします。

 
前回の記事はこちら。



搬入について


いよいよ展示の会場づくりですね。
準備しておきたいものは下記の通りです。
 
・梱包材料 作品を梱包するダンボール、エアキャップや新聞紙などの緩衝材、テープ、PPロープなどです。 荷ほどき用にカッターも必要になるでしょう。
 
・展示に使う道具 作品を壁にかけるために、釘と金づち(またはビスと電動ドライバー)が必要です。その際ガムテープの粘着面が外側になるように輪っかを作って手首に巻いておけば、釘やビスをくっつけておけるので片手が空いてやりやすいです。メジャーがあると幅や高さを正確に決められます。高さを決めたらテグスやテープで壁の端から橋まで水平線を引いて目安にすれば綺麗に並べやすいです。 また、水平器があれば作品のわずかな傾きも直せて便利ですね。キャプションや軽い作品、プロフィールなどの掲示物を貼りつけるのにはひっつき虫という商品が便利です。粘着力のある練り消しみたいなもので、文房具屋さんなどで売っています。
 
指定の搬入日時に合わせて、作品を郵送もしくは直接運び込みます。くれぐれも時間を厳守しましょう。
展示料金や納品書もこの時にギャラリーの人に渡すことになるかと思います。

 



ついに個展開催!


搬入が終われば、とうとう会期が始まりますね!
貴方と貴方の作品が主役となる数日間です。知人との交流や新たな出会いがあったり、作品の評価を直接生の声で聞けたり、作品やグッズが売れたりと、素晴らしい体験が待っていることでしょう。ちなみに私の初個展は思い切り梅雨の時期だったので一週間のうち3日くらいは雨でお客さんがほとんど来ませんでしたが、のこりの4日は充実していました。このとき知り合って現在も交流がある方も結構います。個展はとても楽しく、かついい経験になります。


 雨の日はひたすら会場でドローイングして壁に貼ってました。結局これが多く売れたので結果オーライですね。
 


会期終了後


会期が終わったら会場を片付けて搬出します。
売れた作品があれば、このときか後日個包装して購入者さまに渡します。基本は郵送です。ギャラリーに預かってもらったりする場合もあります。
それから、売上金の会計をします。ギャラリーに支払うマージンがあればここで支払うか、後日振り込みます。マージンは売上額の10~30%くらいというギャラリーが多いです。
 



おわりに


以上が個展開催の一連の流れです。いかがでしたでしょうか。
はじめての個展を検討されている方の情報として役立てば幸いです。
それではみなさま、よき創作ライフを!
 
おわり

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