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#27 「お風呂直前になると全身くすぐったくなる」問題を解決! ~「見通し」に着目~

MelonPapaです。発達障害の4歳の息子との生活を通して感じたことや見聞きしたことを発信しています。(自己紹介はこちら)

今回は、最近息子が「お風呂直前人ると全身くすぐったくなる」状態に陥っていたのですが、「見通し」に着目して解決策を見つけたので、それについて書きます。

お風呂直前になると、急に全身がくすぐったくなる

1か月前ぐらいからだったと思いますが、お風呂入るよ~と声をかけて風呂場に連れていこうとすると、息子は身体を触られると急にくすぐったがるようになりました。脇などの特定の場所ではなく、全身です。泣いて嫌がるというよりは、笑いながらくすぐられるのを拒否するような状態。無理矢理連れて行っても、身体を洗っている時も笑い転げて拒否するので、しばらくは泡まみれでてんやわんやの日々でした。

なぜ「お風呂の直前に」くすぐったくなるのか?を考え、原因の仮説を立てた

1週間以上続いたので、何か原因があるのだろうと考え始めたのですが、着目したのはなぜ「お風呂の直前」なのか、ということでした。普段の生活では全くそういう症状は出ないので、お風呂に関連することは間違いないなと思いました。

そこでふと浮かんだのは、「お風呂に入る」ことを想像する(=見通す)ことで発症しているのではないか?ということです。最近になってお風呂で身体を洗う時にくすぐったがっていたので、もしかしたら、お風呂に入るよと言われれてお風呂に入る「見通し」が立つと、お風呂で身体を洗う時にくすぐったくなるのを想像して、まだ身体を触られてすらいないので洗われている時と同じ感覚になってしまっているのではないか?という仮説を立てました。

解決策案はシンプル。要はお風呂でくすぐったくなる状態を無くす!

もし仮説が正しければ、実際に風呂で身体を洗う時にくすぐったくなくなれば、風呂前にくすぐったくなることもなくなるはずです。そこで、身体の洗い方を素手からタオルに変更しました。素手って大人でもくすぐったいですよね・・。息子もくすぐったいだろうと思って、一時期タオルを試したのですが、感触が変わったので嫌がってしまい、その時はタオルを使うことは断念してしまい、結局今まで素手で洗っていました。しかし、素手でくすぐったくなるとなれば、再びタオルに挑戦しなくてはなりません。大好きなアンパンマンのタオルを新たに買って、「アンパンマンのごしごしタオル」と名付け、息子が興味を示した始めたところで少しずつタオルで身体を洗い始めました。最初は感触が変わって嫌がっていましたが、1週間ぐらい続けていくことで、タオルで洗うことを嫌がらなくなりました。

タオル導入後、「お風呂直前になると全身くすぐったくなる」症状も解消!

タオルで洗うようになってから、お風呂直前に全身がくすぐったくなる症状もあっという間に無くなりました!解決策の一案としてタオルを導入してみたのですが、それがピタリと効いたようです。本人から話を聞けないので分からないですが、お風呂でのくすぐったい経験が無くなったので、お風呂に入ることを想像(見通)しても、くすぐったい感覚が出てこなくなったんじゃないかなと思います。仮説が正しかったかどうかの確証を得ることはできませんが、何となく筋は通っているかなと思います。何より、くすぐったい問題が解決したので良かった!

今回の問題は、息子は見通しが持てるようになってきた証拠である

今回の仮説が正しければ、息子は「お風呂に入るよ」と言われた段階で、お風呂でのできごとをきちんと見通すことができるようになったんだなと思います。いきあたりばったりではなく、人の話を聞いて見通しが持てるようになっていること自体は、息子が成長してきていることを実感できたので良かったです。息子は「見通しが持てる」と口では言いませんが、話を聞いて見通しを持てるということを踏まえて接していく必要があるなと思いました。

発達障害の息子との関わりにおいては、やはり「見通し」がキーワードだなと再認識しました。

今回は以上で終わります。最後まで読んでいただきありがとうございました。


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