見出し画像

自転車に乗った青年

自転車に乗った青年がカルバー・ブルバードから
パームズ・ストリートに曲がりかけて、
ホーソン・ドライブに方向転換した。
人は一瞬で行く道を換えることがある。
その思いが過ぎる、その判断はどこから来るのか。
いつでもその方向が正しいとは限らない。
王家に生まれて、線路に乗った人生には迷いがない。
それでも迷う自由もない。
迷える自由があってこそ、人生の醍醐味というものだ。
青年よ、大いに分かれ道で迷うがいい、
迷った数だけ賢くなるのだから・・・

いいなと思ったら応援しよう!