タングドラムで演奏したい曲がある?「移調」が必要かも!
タングドラムは独特の美しい音色が魅力ですが、実は「音域が狭い」うえに「半音がない」という特徴があります。そのため、 演奏したい曲をそのまま原曲キーで演奏するのは難しいことがほとんど なんです。
ではどうするのか?
答えは 「移調」 です。
移調って何?
「移調」とは、簡単に言うと「曲のキー(調)を変更すること」。
カラオケで歌うときに、音程を上下に変えることがありますよね?「ちょっとキーを下げないと声が出ないな…」なんて経験があるかもしれません。あれと同じことを、タングドラムでも行うのです。
たとえば、あなたが持っているタングドラムが「C調(ハ長調)」なら、
ハ長調(調号記号なし)
イ短調(調号記号なし)
この2つの調しか出せません。
一方、楽器が「D調(ニ長調)」なら、
ニ長調(調号は♯2つ)
ロ短調(調号は♯2つ)
これらの調で演奏することになります。
原曲の「調」を知ることが大事!
移調するためには、まず 原曲の調 を知らなければいけません。
私は長年ピアノを弾いていて絶対音感があるので、曲を聴けば何調なのかすぐにわかります。そして、その調からタングドラムに合うキーに合わせるために「いくつキーを上下させればいいか」を数えて移調します。
ですが…ちょっと待ってください。
移調ができたとしても、 幅広い音域を使う曲や半音が多い曲には注意が必要です!
音域が広すぎる曲 → タングドラムの音域をはみ出してしまう。
半音が多い曲 → タングドラムは半音が出せないので演奏不可能。
このように、タングドラムの制約で演奏できない曲もあるんです。
「うわー、難しそう…」と思ったあなたへ
「移調って何?」「どうやったらいいの?」という方も大丈夫!
私の YouTubeチャンネル では、すぐに演奏できる曲を公開しています。
まずは 公開中の曲 で練習してみてください!
「タングドラムってこんな感じなんだ!」と感じてもらえるはずです。そして、少しずつ慣れてきたら、自分の演奏したい曲にチャレンジしてみるのもいいですね。
まとめ
タングドラムは音域が狭く、半音が出せない → 原曲キーでは演奏できないことが多い。
移調が必要 → 楽器の調に合わせてキーを上下させる。
音域や半音の制約も考える → 出せない音があると演奏できないことも。
もし「やってみたいけど難しそう…」と思ったら、私のYouTubeチャンネルで公開中の曲からぜひ練習してみてくださいね!タングドラムの楽しさを一緒に味わいましょう♪
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