愛されたくて 必死だから





すごくすごく辛いことがあって、
心がだいぶダメージを受けた




幸せそうな人を見るとすごく辛くて泣きそうになったり 
上手くいかないとイライラしたり
あんまり上手に笑えなかったり

何故かふと急に泣いてしまいそうになったり
だけどそれを一生懸命止める自分もいたり

最近は そんな よく分からない毎日だった

起きてしまったことというより
また同じことをして間違える自分と
結局こうなるのに冷静になれない、止められない自分が
どうしても許せなかった



何をするのも面倒に感じてしまった

自分でも少し危ないなと思った



昔、藤くんがラジオで話してくれた言葉を
自分のハードディスクから探して久しぶりに聴いてみることにした

「心に鍵なんか、掛けたままでいい。掛けとけ。」


「よく頑張ったね、怖かったのにね。」

「一番嫌いな言葉だけど…頑張ろう。
俺と一緒に、頑張ってください。」

あんなに我慢していた涙が壊れた蛇口みたいにぼろぼろ流れてきた
もうかなり昔の言葉で今と少し声色も違っているけど、それでも藤くんの優しい声と言葉に、涙せずには居られなかった


そう、いつも藤くんなんだ
私の欲しい言葉をくれるのは。

藤くんだけなんだ BUMPだけなんだ。
ここまでちゃんと 私の感情に迫ってくれるのは。



その勢いで過去のライブDVDを、かいつまんだものの沢山観ることにした

懐かしいなぁ
楽しかったなぁ
嬉しかったなぁ

こんな気持ちでこのライブを観たなぁ

そんなことも思いながら
今の自分と重なる歌詞や音がたくさんで、

いつもBUMPのライブで泣くくらいの勢いで泣いていた

「聞かなきゃいけない話が 全く頭に入らないのは
愛されたくて 必死だから」(66号線)

「望みは 望まないこと」(ひとりごと)

「とりあえず汗流して 努力をしたつもりでいただけ」 (ギルド)

「愛されたくて吠えて 愛される事に怯えて
逃げ込んだ檻 その隙間から 引きずり出してやる」 (ギルド)

「腕の中へおいで 抱えた孤独の その輪郭を 撫でてやるよ」(embrace)

「少しでもそばに来れるかい? すぐに手を掴んでやる」(メロディーフラッグ)


弱った心に、ストレートにグサッと刺さる。
でも痛くも怖くもないんだ、何でだろうね。

いつも大好きだけど
こうしてまた、自分の置かれている状況で
とある曲が刺さるのって
曲と出会い直してるんだろうな、と思う。

周りがどんどん変化していく中で
自分だけがひとりぼっち
自分だけが何も先に進んでいない気がして
寂しかった、辛かった、怖かった。

こんなんじゃダメなのにって追い込んで
それでまた余計落ち込んで
自分をいじめていた

そんな私なのに
間違いばかりする私なのに

結局BUMP OF CHICKEN は
それでもいいよ と言う。

そんな私にも藤くんはいつも
「ありがとう」とライブで言ってくれて
「どこにいたって一人にさせない」と言ってくれる。
大好きな唄をたくさん届けてくれる。
私の存在価値を教えてくれる。


ダメでどうしようもないのに、
それでも居場所をちゃんと空けておいてくれる。


ライブに行き始めてからのこの10年、
4人の音楽との間に、たくさんの思い出を作ってきたし
4人のライブに行ける事が、何にも代えられない、1番の幸せ。
そうやって紡いだ幸せの一つひとつのおかげで今の自分が在る。



嬉しくて情けなくて ありがとうでいっぱいで

なんかもうずっと泣いてたな。

私が4人の音楽を好きなのは
感情というリアルなモノに、
すごく強く食いこんでくれるから。

こんなにすごいバンドなのに藤くんは、
「あなたが、僕たちの音楽を聴いて、あなたの力で立ち上がったんだよ」って言ってくれる。


そういう藤くんの言葉の一つひとつがなかったら
自分なんか生きていてもなんにも意味がないと思っていたと思う
もっと早い段階で生きることを諦めたと思う


「頑張ったね、怖かったのにね。」


すごく、すごく嬉しかった。


まだ ダメージは深いけれど

明日からは少しだけ笑うことができそうだ

藤くん
ヒロ
チャマ
秀ちゃん
BUMP OF CHICKEN


会いたいよ、とっても。
やっぱり4人の音楽がいちばん好き。
他の誰にもこの位置は譲らない。

4人の音楽が大好きで追いかけている
自分だけは 肯定出来るよ。
だからずっと そばに居て 離さないでね。


いつも私の心を支えてくれて 愛してくれてありがとう。

誰にも触れてもらえない愛ならいっそのこと、
4人に捧げて使い果たしてしまいたい



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