拭えないもやもや
ある日ふとテレビでステキなイベントハウスの話を観ました。
何気なくネットで検索してみたら、アルバイト募集をしていました。
通える・通えないという問題では無いほど遠い地域(人生で一度も行ったことのない県でした)、
ただ、そういうところで働くのは楽しそうだなと思い、ふと友達にその記事を見せました。
こういう仕事楽しそうだね、と。
友達は一言「時給安いな」と言いました。
国が定めたその地域の最低時給です。
…私も今、その最低時給で働いていますが…
とは、言えませんでした。
自分は働けなかった時期が長かったので、たとえアルバイトでも、
働けてお金が戴けるだけで有り難い身なのです。
幸いにも自分は親が残してくれた持ち家があり、
その時点でお金の面で恵まれているのは判っています。
友人はその事は知っているのです。
なんというか…。
最低時給でも生きていけている自分が悪いののかな。
その友人に悪気は無かったのでしょうけれど。
今の自分を真っ向から否定されてしまった気がして、
暗い気持ちを抱えたままになりそうです。
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