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全力で推したいゲーム・ファミコン版③
ファミコン版その3!
そして名作RPGその2。
下記記事の続き。
伝説の始まりを告げるゲームが多いですね。
FINAL FANTASY
鳥山明さんの絵を元にした、どこかポップでコミカル・漫画的なイメージのドラゴンクエストに比べると、
天野喜孝さんのパッケージの絵の大人ファンタジーなイラストに惹かれ、手に取ったゲームです。
ここからしばらく、私はスクエア信者を名乗るようになりました。
当時はまだスクエアとエニックスは合併していなかったので…合併する未来が来るなんて思いもしなかったけれど。
DQ派・FF派論争ではもちろんFF派。
(ちなみに当時は『えふえふ』と発声せず、『ふぁいふぁん』と言っていた派。今は『えふえふ』呼びです。)
…もちろんドット絵になってしまえばドラクエと一緒なのですが、当時のゲームは性能上の表現力に制約があった分、想像力で補完する部分が多かったので、私の頭の中では天野さんのキャラが動いていました。
幻想的なストーリーとクリスタルの戦士、美しいお姫様…海外のファンタジー小説がそのままゲームとして体験出来る、そんなワクワク感でいっぱいだったのを覚えています。
FINAL FANTASY II
前作の名もなき主人公たちから一転、ネームドキャラを操作するゲームに。
パーティー編成画面が天野さんのキャラ絵だったのが衝撃的でした。
あと、いきなり始まる負け確定イベント戦
当時は度肝も抜かれる演出でした。
攻撃してもダメージはゼロ、被ダメージは9999。強烈な絶望感の演出、ニクい!
あととにかく登場人物が死ぬ。
出て来ては非業の死を遂げる。
ダークファンタジーと言うほどではないけれど、小学生がプレイするには充分な程大人の世界観だったと思います。
ちなみに女海賊が好きだった覚えがあります。
FINAL FANTASY III
IIから一転、またIの時と同じく名も無きキャラクターをメイクしジョブチェンジをするシステム。
当時は夢中で遊んだ記憶がありますが、今となっては覚えているのは
クリスタルタワー
くらやみのくも
あの地獄のようなトラウマ。
何時間もかけて一生懸命たどり着いた場所で待っているラスボス。
オートセーブやセーブポイントなどない!
やり始めると何時間か止められないため(そして全滅すると最終セーブポイントに戻されるため)、何度も絶望させられた末にエンディングにたどり着いたあの頃…。
ゲームから知識を得ることも多いですが、RPGは努力と根気で世界を救えるんだ…!と学べましたよ。
それくらいファミコン版のFFはどれも根性ゲーでした。
今となってはあの無駄なやり直しの時間は好かれないでしょうけれど、当時はそれでも本当に斬新だったのです。