山暮らしDay5 スペイン語クラス初日
待ちに待ったスペイン語クラスの初日。11クラスあるなかで、希望のクラスに入れたし、この2カ月で集中して勉強して上手になるぞって、やる気がいっぱいの朝。
担当の先生はマドリッド出身の女性。南米のスペイン語とは少し発音が違うけど、共通語という意味ではご本家の発音を聞けるのはうれしい。
さて、授業が始まった。配られているのは入門から初級の教科書。どのあたりからやるんだろうと思っていたら、なんと発音から始めることになった。もちろん発音は大事だけど、このクラスのメンバーは少なくとも入門者ではないはず。でもそこからやるのか…。いや、初めだけかな?
期待しつつ参加していたけど、結局発音から丁寧にやって今日の授業は終わってしまった。
それと、以前、英語を学習したときにも経験したことだけど、欧米の先生、とにかく自分が話すのが好き。学習者に話させる時間は多少とるけれど、あとはとにかく先生が話す。今日の先生もこのスタイルだった。
日本語教育って、みんなすごく熱心に研究しているから、「教えない授業」「行動中心アプローチ」「ピアラーニング」などなど、学習者が自分で気づいて身につけていったり、学習者同士でケミストリーを起こしてそれが学びや達成感につながったり、ってことが今や当たり前になっている。
でも、それが他言語のティーチングのスタンダードではないんだなって、学習者の立場になると感じることが多い。それもまた経験の一つだから、無駄にはならないけれど。
さてさて、どうやって自分のスペイン語を上達させようか。先生に頼っているだけでは難しそうだから、自分で考えて行動するしかなさそうだ。
今日は金曜日。明日は何も研修がない初めての日!
虫の音を聞きながら、涼しい風を感じながら夏の夜を楽しみます。