山暮らし Day44 旅をする、海を越える
山のふもとである研修を受けている日々の雑記です。秋にアルゼンチンに行きます。
少し前に私が活字中毒であることを書きました。Amazonでやっと手に入れた短編集を大事に大事に読んでいましたが、二周してしまい、さすがに飽きてきた。
どうしようかな、また本を買おうかな、でも帰りの荷物が重くなるんだよなあと思案していたところ、住んでいる建物の中に図書室なるものがあるのを思い出しました。
これまでも何度か足を踏み入れたことはあるのですが、専門書が多く、寝る前の読書に合いそうな本があるとは思えず、あまりよく見ていませんでした。
でも、背に腹は変えられない。何か読めそうなものはないかと棚を眺めてみると…、ありました!私の好きな星野道夫さんの文庫本『旅をする木』とペルー生まれの劇作家、神里雄大さんが自分の生まれた地やその地域を訪ね歩くノンフィクション『越えていく人』。こんな本ならベッドのお供にも良さそうです。星野さんの本はタイトルからしてそそられるし、ノンフィクションのほうは、私が向かうアルゼンチンのことも書かれているので、とても楽しみ。
まだ秋の夜長というには早いですが、窓の外は虫の音の合唱が美しく響いています。さて、どちらから読んでみようか。
今日はいい夢が見られそうです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?